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学生のキャリア教育について思うこと

自分の住んでいる町で、議会とかじゃなくて住民が集まって町で行っていることの紹介など、いろんな話をする会が月に1回、町役場で行われていることを最近知り、仕事後の夜ですが参加してきました。

参加者は、40~50人くらいでしょうか。大半が役場の人や教育関係、経営者、個人事業主などで、私のようなホントの一般市民は少ない印象でしたが、町のいろいろな取り組みを聞くことができて良かったと思います。

いろいろな話の一つにキャリア教育の話がありました。その話の中で感じたことを書いてみようと思います。



キャリア教育とは

そもそもキャリア教育とは何か。

〇人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」であるとされています。

〇一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育が「キャリア教育」です。

文部科学省 キャリア教育 より

文部科学省を覗いてみましたら、こんな内容で書かれていました。

私の学生の頃は、職業体験みたいなものはあったような気がするけど、キャリア教育なるものはなかった気がします。時代とともにいろいろ変わってきているんでしょうね。

キャリアって、社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度ってことなんでしょうね。では、その能力や態度ってどういうものなんでしょうね。

職場に大切なもの

参加した町の会で、町内の中学校、高校のキャリア教育の話がありました。

ここで言うキャリア教育とは、町にある企業の協力を得て職業体験のことを言うようで、体験をした高校生の感想の紹介がありました。

「インターネットで調べるよりも実際に経験することでわかることが多かった」とか、福祉の現場では「気持ちを伝えることが大事」とか、「お金よりやりがいや職場の雰囲気が大事」とか、そんな意見の紹介がありました。

なんとなく違和感を感じた私。

やりがいや職場の雰囲気はすごく大事だけれど、それと同じくらいお金のことも大事って思うのです。なんとなく精神論みたいなものが取り上げられやすいけれど、やっぱりお金のことも大事だよって大人が言ってあげないといけないんじゃないかって思ったんですよね。

子どものキャリア教育について

私も3人の子育てをしてきました。私自身、お金の勉強なんて全くしていなかったので、子育て中はなんにも考えていなかった気がします。

今は、若い人が減少して、将来に不安を感じてしまう世の中になっています。衆議院選挙が終わって、税金や社会保障費の話題が多くなっているけれど、学生はついていけているのだろうかって思うのです。

キャリア教育の中に、お金の勉強、社会保障や税金の話も一緒にしたらいいのになぁって思うのです。

あとは職業体験のなかに自分で商いをしてというプログラムを入れるとか、受動的なものばかりではなく、能動的なものを入れるとかがあってもいいのかなって思います。

なかなか学校というところで、新しい試みをしていくのはハードルが高いでしょうけれど・・・。こんな無責任な立場なので、ちょっと感じたことを書いてみました。

こういった町の会に、時々はまた参加して、私自身も能動的に参加していきたいなあと思います。


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