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レベルに合わせた指導が大切
早いもので、もう1月が終わり、2025年の12分の1が終了しました。この調子では、あっという間に2025年が終わってしまいそうです・・・。
毎週金曜日の夜におわら踊りを習っているのですが、こちらも習い始めて約5か月が経ちました。いまだに、習い始めたばかりの気持ちがぬぐえず、上達の兆しが見えないのですが、それでもさすがに5か月前より踊れるようになってきています。
私以外は、数年あるいは十数年と習っているベテランの方々。いろんな方がプチアドバイスをくれます。そのアドバイスがやっぱり自分の上達度によって腑に落ちたり落ちなかったりするのが面白いなぁと思うのですが、今日はそこから考えたことを書いてみようと思います。
おわら踊りを習って
おわら踊りもいろいろ種類があって、最初は何がなんだかよくわからない状態でした。今は、さすがに5か月も経つと、それぞれの踊り方はなんとなくわかってきました。
おわら踊りは、男踊りと女踊りがあります。私は、女踊りをしているのですが、女踊りは、女性のしなやかさやかわいらしさを表現することが大事だったりします。私は、ロボットみたいな感じで踊ってしまうので、女性らしさを出すというのは苦手なようです(笑)。
そして、踊りの一つ一つは意味があって、例えば蛍をつかまえるようにそっと両手を合わせるとか、刈った稲を少し高いはさかけに投げるようにとか、そんな意味を考えながらその情景をイメージして踊るといいようです。
とは言っても、思っていることと実際の自分の踊りとは、かなり乖離があって、教えてもらわないと気付けないことがたくさん。
今日は、こんなアドバイスをもらいました。
私、手を上に伸ばす動作の時に、上に伸ばしすぎているらしく、「上じゃなくて斜め上を意識する感じでするといいよ」と教えてもらったのですがこれがなんとなく腑に落ちたのです。
先輩たちの踊りを見ていると手は伸びているように見えるので、上しか考えていなかったのですが、「そうか、自分の前の空間を使うことが大事なんだ。」って思えたんですよね。なんとなくわかりますか?
実は、このアドバイスは以前もいただいたことがあるのです。って、踊りながら思い出しました。でも、その時は頭では分かったけど、腑に落ちていなかったんです。
他にも、今教えてもらって腑に落ちたけど、そう言えば以前も同じこと教えてもらった気がするって思うことが増えました。
つまり、自分の段階によって、同じことを習っても吸収の度合いが違ってくるってことなんですよね。
当たり前といえば当たり前だけど、とっても大事なことだなぁって思ったのです。
職場での教え方を考える
今、私の職場で所属する部署は4人体制になっています。私は今3年目、Aさんは4年目。あとの2人は1年目です。
1年目の1人Bさんは、20代で、ちょっと不器用な面のある子。今どきなのか、言われたことだけする感じで、自分で考えて仕事をする感じではないのです。当然細かいミスが多いし、自立して出来る仕事がいまだに少ないのです。もうすぐ入職して1年が経つので、もう少し頑張ってもらいたいところなのですが、どうやって教えたらいいのかと、Aさんと話をしているところです。
もしかしたら、私とAさんの中で「ここまで出来て当然でしょ?」って思う気持ちもあるのかもしれません。Aさんはこの頃、今まで甘やかしすぎたのかもと思って、少し突き放すような指導になってきています。それはそれで委縮して余計に出来ないのではないかとも思うのだけれど。
今のBさんに適した指導っていうのをしていかなきゃいけないんだろうなぁと、今日のおわら踊りを習っている場面で気がつきました。
ただ、今のBさんがどのレベルにいて、どう教えることが適しているのかというのは、なかなか難しいところ。
でも、教える側が、その人に合わせた教え方をしないとって気持ちを忘れないようにすることが大事なのかもしれないですね。
教える側も、スキルアップが大事ですね!!