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子どもが大きくなると、家族が揃うことはなかなかないのです
富山に転居してから2年と3か月ほどが経ちました。子どもが社会人になったタイミングで、夫の実家に帰ってきたのです。
つまり夫と義母の3人暮らしをしています。
今は、大人だけの生活ですので、なんとも静かに過ぎていく毎日です。子どもが小さい頃は、毎日が慌ただしくて早く大きくなって欲しいとしか思わなかったけれど、最近はみんなが揃うこともなく、少しだけ寂しいと思うようになりました。
家族が揃うのは当たり前じゃない
最近、家族が揃ったのは、昨年の長男の結婚式の時でしょうか。私と夫は富山、長男夫婦は山梨、次男は神奈川、三男は千葉に住んでいます。
長男の奥さんの方も、ご両親は九州に住んでいて、弟さんは大阪です。
つまり、両家ともに家族が全国にちらばって生活しているわけですので、なかなか会わないということです。
なので、結婚式の約1年前に両家の顔合わせをした時、そして結婚式をした時、というのは、両家ともに久しぶりに家族が揃ったのを楽しんだ日となったわけです。
子どもが小さい時は、自分の手の内にいるというか、離れたいと思っても一緒にいる感じですが(^^;
だんだん大きくなってくると、自分の手から離れていきますよね。もちろん、そうでなくちゃ困るんですけれど、若干の寂しさはありますね。
そして、子どもが仕事を始めると、子ども自身が経済的にも自立していきますし、それぞれの生活リズムや休みの取り方も変わってくるので、一緒の時間を過ごすことは、ほぼなくなってきます。
子どもが自宅から仕事に通っていたり、近くに住んでいれば、また、違うんでしょうけれどね。
家族が揃うのは、当たり前じゃないんですよね、ホント。
冠婚葬祭がチャンス?
子どもが社会人になり自立してくると、これから家族が揃うのは、冠婚葬祭の時くらいなのかなぁなんて思います。
長男の結婚式、顔合わせより前に家族が揃ったのは、お葬式のときでした。
こんな時じゃないと家族揃うことがないのかなぁ・・・と、少し皮肉な感じを覚えました。
まぁ、でもこれが現実なんでしょうね
出来れば、葬式とかじゃなくて、結婚式とかのおめでたいときに集まるのがいいですね。
家族の関係性の変化
私は、今年55歳になりました。
この年になると、やっぱり家族の関係性も変わってくるなぁと感じています。
例えば、義父母との関係性、実母との関係性。
そして、子ども達との関係性。
子ども達も、もう立派な社会人で親の手から離れしまっていますが、それでも自分たちの子どもであることは変わらないですね。
子どもの成長は嬉しいし、大きくなってもかわいいのは変わらない。でも、距離感とか付き合い方は変わっていかないといけないところでしょうか。
たまにしか会えないので、会える時間を楽しんだり、家族が揃うのは貴重な時間と自覚して大切にしていこうと思っています。
孫が出来たり、次男や三男が結婚したりするくらいになれば、年に1回くらいは家族が揃って、みんなの中間地点の温泉なんかに行けたらいいな・・・なんて、そんな夢を持っていたりします。もちろん、見栄を張って費用は私たちが出して・・・なんて思っていますが(笑)。