子育ては、人に助けてもらうことが大切
私には、子どもが3人います。今では、3人とも、社会人になって、長男は昨年結婚しました。
今は、子育てが終わり、次は介護って感じですが、子育ても介護も少し似たところがあるような気がしています。
私の子育ては、やっぱり辛かった気持ちが強いのですが、今思えば、1人で抱え込んでいたこともひとつの要因だったかなと思い、少し振り返ってみたいと思います。
義妹と義母
今は、夫と義母との3人暮らし、義父は現在、施設で生活しています。
私が結婚したのは、今から32年ほど前でしょうか。最初は夫と2人で生活していたのですが、長男を妊娠したときに仕事をやめて、同居を始めました。
この時、夫、義父母、義妹、義祖母との生活となり、3人の子育ては、この環境でしてきました。でも、長男が中学校に上がるタイミングで、夫の転勤で千葉で生活をはじめました。
千葉で生活している間に、義妹は結婚をします。
義妹は、晩婚だったこともあり、現在、子どもは5歳の子が1人。
義妹とは、一緒に住んでいましたので、私からみるとかなり義母に甘やかされて育っているようにみえました。義妹は末っ子ですからね。
でも、その分、人に甘えることが上手な気がします。
義妹は、我が家から車で30分くらいのところに住んでいるので、1~2週に1回は来て、義母と買い物に行ったり、飼っている犬のシャンプーに行ったり、一緒に美容室に行ったりしています。とても、仲のよい母子だと思います。
私は、自分の母親と一緒に出歩くということをあまりしなかったので、少し不思議に思ったりしますが、もしかしたら、少し羨ましい気持ちもあるのかもしれません。
義妹の子育て
義妹は現在40代後半・・・今年50歳になるんじゃなかったかな。
子どもは年長さん、5歳です。
子育てはきっと大変でしょうが、40を超えて産んだ子どもはかわいさもまた違うのかもなぁって思ったりします。
義妹の旦那さんは長男で、実家がやはり車で30分くらいのところ。毎週日曜日は、旦那さんの実家で子どもを預かってくれるそうです。
それ以外に、自分が用事があると、我が家に子どもを預けることや、夜に友達と約束があるとか、職場の飲み会があるとかで、我が家にお泊まりすることや、義母が義妹の家に泊まりにいくこともあります。
義妹が、自分の実家や旦那さんの実家を頼りながら子育てをしているのをみると、少し羨ましい気持ちになったりします。
それは、やっぱり、自分が義父母との生活とはいえ、あまり頼れなかったことや、実家には全く頼れなかったからかもしれません。
ただ、今、思えば・・・ですが、もっと頼れば良かったのかもなぁ・・・って思うんです。
自分で抱え込んで、自分で苦しかっただけだったのかもしれないって思うこともあるんです。自分で意地を張っていただけだった、そんな気もするのです。
子育ては人に頼ろう
子育てって、割と孤独なところがあって、しんどくなること、辛くなることって多いと思うんです。
頼れる人がいるのなら、勇気をもって頼ること、甘えることって、ホントに大切だって思うんです。
時間的なところ、体力的なところ、経済的なところも含めて、頼ることも技術なのかもしれないですね。
日本人って、人に頼るな、迷惑かけるなと育てられているので、人に頼ることは悪いコトって思うところもあるんですが、決してそんなことはないはず。
そして、今は、子どもは社会で育てるものかもしれないですね。
義妹の子育てをみて、自分の感情と葛藤しながらも、理性では、子育てはみんなで協力してできるといいなって思うのでした。