自分の住む町を歩いてみると、違った風景が見えてくる
11月に入り、ずいぶんと寒くなって来ました。今日は、すごく天気が良くて、日中は暖かかったけれど、夕方からは寒さが身に染みてきます。
朝、夕は、気温が10度以下になり、もうすぐ、冬だなぁ・・・と毛布が手離せなくなっています。そろそろ、冬じたくを考えないとなぁ・・・と、こたつの準備や、机でパソコンを触っている時用の電気毛布の準備をしたりしています。
家の庭の柿はすべて収穫しましたし、ゆずの木はずいぶん黄色く色づいてきました。庭も、秋から冬へと模様替えをしています。
そんな今日は、私の住む町のイベントに参加してきました。
自分の住む町のことって、知っているようで知らないんだなぁと実感した日になりました。
イベント:香りの木の町
私の住む町には、香りの木がたくさんあるのです。やっぱり、自然が多いんですよ。そして、私がこの町で有名な香木はクロモジだと思っているのですが、それ以外に、立山スギ、ヒノキ、サワラ、シロダモ、などの香りがいいですね。
以前のイベントでは、山の方でこの香木の話を聞いていましたが、今回は町の中心街?(昔の商店街)からスタートして、まち歩きをしました。少し中心から外れて、裏路地をいくと、どんぐりの木やシロダモ、ヒノキ、サワラを見つけることができました。
いつもは車で通る道も、こうやって歩いてみるとまた違った発見があるものです。
路地裏のカフェやバー、古道具店などもあって、こんなところに?って感じで、新たな発見がありました。あと、昔、遊廓だったところを教えてもらい、建物のつくりの違いの説明などを受けると、「へえ~」って感じで、説明を聞かないとまったくわからないわぁ・・・と驚いたりもしました。
あと、まちなかの大きな家は、高齢の1人暮らしになっていることが多く、「〇〇は亡くなったのでおりません」と張り紙をした家を何軒もみかけました。こうやって空き家が多くなっているんだなぁ・・・と実感しました。
まちなかの家は、細長い家が多くて、奥に長い、そして一番奥が蔵になっている家が多いことにも今回気付きました。あちこちにいっぱい蔵があるんです。これも、歩いてみて初めて気づいたことでした。
自分の町を歩いてみるっていいですね。
写真:今日の立山連峰
今日は、雲一つない快晴でしたので、山がホントにキレイでした。近くの橋まで行って、絶景スポットというか、写真を撮るのにいいところを教えてもらいましt。
おまけです。
散歩中にみつけたもの。
約2時間のツアーを終えて、家に帰りました。
話の中で、「夕方の夕日で真っ赤になった立山もいいよ」と教えてもらい、夕方もう一度きてみることにしました。
さて、写真ばかりでしたが、天気のいい日の立山はキレイですよね。写真だとうまく伝わらないかもしれませんが、とてもきれいでした。
町を知ることの第一歩
今回、自分の住む町を知る第一歩として、イベント参加をしたのですが、イベント会場であるゲストハウスmetateは、先月に出来たばかりの古民家をリノベーションしたところなので、来てみたいなぁという思いもありました。
いつも通る道沿いの家なのですが、外から見ていたのと、実際中に入ってみるのはだいぶ印象が違っていて、奥の蔵を洗面浴室にしていたりと、とてもオシャレにしてありました。
町の中で活動している個人の方、木工室を定期開催している方、デザイナーの方、イベントツアーtocotoco、アロマセレクト、等々。町を盛り上げるために頑張っている方たちと直接関われるイベントは、とても楽しかったです。
私の住む町はどんどん高齢化がすすむ町、人口は現在約2万人で今後も減っていくでしょう。そのなかで、一町民としてできることって何かなぁと考えていますが、こんなふうに町のイベントに参加することとか、町のことを知ることとか、そんな小さなことからだけど、関わりを継続していきたいなぁと思った一日となりました。