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観光ガイドさんの話からの学び、地域の観光業の未来に思うこと

昨日は、人生初のE-BIKEに挑戦し、すごく気持ちよかったのですが、とても疲れました。今日の筋肉痛を心配していましたが、それほどではなく安心しています。が・・・、もしかして明日か?(笑)

昨日のE-BIKEでは、ガイドさんをお願いして楽しんできたのですが、ガイドさんの話から学ぶことがたくさんあったので、シェアしたいと思います。よろしければ、お付き合いください。



ガイドさんが自転車と出会って変わったこと

昨日、E-BIKEで称名滝に行くときに付いてくれたガイドさんは65歳の男性でした。とても表情が柔らかい、気さくな感じの方でした。

「E-BIKEをいつから観光に取り入れたのですか?」と聞いてみました。
2021年に富山県でE-BIKEを初めて入れたのが立山町、そしてこのガイドさんだったようです。その後、E-BIKEは富山県内に広がっていったのだとか。E-BIKEを入れるといっても、タイヤの太さをこのサイズに決める時にどんなことを考えて決めたのかとか、いろんなこだわりがあったようです。

「自転車はいつから始めたんですか?」って聞いてみたら・・・。
なんと、37歳に自転車と出会ったんだそうです。当時100㎏あった体重は、自転車に夢中になっているうちに、自然にダイエットになっていったと言ってました。

ダイエットで大切なことは、3食の食事を決まった時間に食べること。そして、間食しないことがダイエットの第一歩。そう言われて、私も夫も、これはヤバい・・・と焦ってしまいました(笑)。

何かに夢中になれることがある、やりたいことがあるって、本当に人生を変えるって言ってましたね。今は、トライアスロンもしていて、毎日体をストイックに鍛えているとも話してくれました。

人生楽しんでいるなぁ・・・と、少しうらやましくなりました。

人生を変えるほど夢中になれることに出会えるってなかなかないですよね!

立山町の観光の現実

立山町は、名前の通り立山があるので、立山登山、黒部ダム、そして、今の時期であれば、立山室堂周辺の雪の大谷など、観光の目玉は多いのですが、宿泊は富山市や金沢などに流れてしまう傾向があるようです。

要するに、他に楽しみがないとか、魅力的な宿泊施設がないとかで、滞在時間が少ないってことです。

これは、きっとまだまだ工夫の余地があるってことなんだろうと思います。

だってね、私自身、昨年、こんな経験があるのです。

立山ケーブルカーの乗車券を当日取ったのですが、その日は激込みで、乗車時間までの待ち時間が3時間近くあり、立山駅周辺で時間をつぶそうとしていました。

近くの観光案内所に入って、「2時間程度で見て回れるようなところってありますか?」って聞いてみたのですが、「ないですね。」とそっけなく返事をされてしまいました。

今思えば、昨日体験したE-BIKEなども体験できたと思うんですよね。

一人一人が、観光で来てくれたお客さんにどうやって楽しんでもらうかって考えていないってことだよなって、残念な気持ちになりました。

近くには、スキー場があって、夏場も遊べる工夫をしていたりしますが、認知度は低いし、もっと地域全体でアピール方法を考えていけばいいのになぁと思ったり、無責任な妄想をしていました。

称名滝でガイドさんから聞いたことから

称名滝って、かなり間近でみれるスポットがあるのですが、いっさい入場料を取っていないんです。そして、ある程度近くまで車で行けるのですが、その駐車場も無料なんです。

ということは、称名滝に観光客がたくさんきても、いっさい収入がないってことです。

環境の整備にはお金がかかるでしょうし、安全のための費用もかかるでしょう。「これはどこからお金が出てくるのですか?」って聞いたところ、補助金や税金なのだとか。

一度、駐車料金を100円でも取ろうという話が出た時に、ものすごい反対にあったんだそうです。

そう言えば、立山駅周辺の駐車場もすべて無料だった・・・。

今まで何気なく無料で使っていたけど、急にこれでいいんだっけ?って思ってしまった。

駐車場の管理も無料ではないのだから、きちんとお金を取って、補助金頼みではなく、事業として成り立たせないといけないんじゃないかって、思ってしまいました。今後の存続のためにも。

こんなことを考えてしまうようになったのは、きっと毎日聞いている木下斉さんのvoicyのおかげです。


そりゃ本音はね、無料だと助かるけれど、有料でも来てくれるお客さんに絞っていくことも、これからの時代に必要なことなんじゃないかって思うんですよね。

地域の観光産業って、私の町を含め、すごく安いんですよね。

未来に向けて、地域の観光業が事業として成り立つようにするのはどうしたらいいのかな、そんなことをふと思ったのでした。





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