50代から、自分に似合う色を身につける楽しさを知る
若い頃は、何を着てもそれなりに着ていたように思います。プチプラでも、その時々で悩みはあっても、そんなに気にならなかった気がします。
40歳くらいから、何を着たらいいのか、わからなくなり、無難に黒を着る、そんなふうに生活していました。自分に似合う服ってどんな服なのか。
それがわかると、心が軽くなるんだなぁ・・・って感じています。
クローゼットの服に悩む
今まで着ていた服が、なんとなくしっくりこない・・・40代くらいから何を着たらいいかなぁと悩むことも多くなり。
とりあえず、ジーパンとTシャツでいいか、そんな感じで毎日が過ぎていました。目的なく、安いからと服を衝動買いしてみたりして・・・
着ない服がクローゼットを占領している。
服はたくさんあるのに、着る服はいつも一緒
なんかいい方法はないかな。
今まで、服にある程度のお金も時間も使っているのに、クローゼットの中をみてもワクワクしない
服を選ぶ基準がほしい
そんなことを思うようになりました。
服を選ぶ基準
自分に似合う服ってどうやって探したらいいんだろう。
自分なりにいろいろ調べていたのが、4~5年前くらいでしょうか。自分の型というか、それを探していたら、この2つが気になりました。
最初は、本を読んだりして自分がどの型なのかを調べていたのですが、独学じゃ、あんまりよくわからない。
「じゃあ、人にみてもらおう」って、骨格診断を受けてみたけれど、なんかしっくり来ない。というか、骨格診断だけ受けても、結局、何を着たらいいのかわからない・・・。
今度は、カラー診断をお願いしてみることにしました。
誰に頼んだかというと・・・
「服の色で、損する人、飛躍する人」という本を書いている、後藤妙子さんという方です。メールをして、依頼してみました。
新型コロナウイルスで緊急事態宣言がでる、直前の頃のことです。コロナで外出を控えるようになり出した頃でしたが、不思議と、予定をキャンセルする気持ちは全くなかったですね。
今、思い出してみると、よく飛び込んでいったなぁ・・・と自分にびっくりします。
当日は、まる一日を使って、みてもらいました。
午前中はカラー診断・・・と言ってもカラーだけじゃなくて、カウンセリングもしてくれます。
私に似合う色はこれ。並べてある色も、列によって似合う程度も違うようで、後日、自分のカラーをまとめた冊子を送ってくれました。
午後は、ショッピングエスコートをお願いして、実際に着る服を見てもらいました。選んでもらったというほうが合っているのか。似合う色が分かっても、何を着たら良いのかってなかなかわからないですからね。
後藤さんのショッピングエスコートは、服を選ぶスピード感がすごいですが、一緒にたくさんの店を、見て回るだけでもすごく勉強になります。自分じゃ絶対に買わないなあと思う服も買いました。
今まで、パンツばかりだった私が、この時からスカートにも挑戦。家事、子育てとめまぐるしく、いつの間にかスカートを履くという概念がなくなっていたんですが、スカートを履くようになって心持ちが違ってきました。
その後は、自分の中に、服を選ぶ基準ができたように思います。
半年後に、もう一度、ショッピングエスコートをお願いして、1年トータルでどんな服を買ったらよいか、イメージができるようになりました。
自分のクローゼットの中も整理し、自分に合わない服はすべて処分・・・クローゼットの中はもちろん、気持ちもスッキリしました。
それなりの投資にはなりましたが、自分の判断軸を持てるようになって、ホントにお願いして良かったって思いました。
迷いをかかえた50代の自分らしさ
50代って中途半端な時期、年齢ですよね。若いわけではないし、高齢者でもない。
仕事ではそれなりの責任がつきまとう。家庭では、幼かった子供たちは大きくなって自分たちの世界を持ち、私は、仕事をしながら、家政婦のように家事をこなす。
そんな中で、なにか1つ自分の軸みたいなものが欲しいと思ったんですよね。
自分らしいってどういうことなんだろう。
そのひとつが、このカラー診断だったような気がします。
後藤さん曰く、色とこころはつながっているそうです。
私が、どこまで変われたかわかりませんが、少なくも、家族関係は良くなり、精神的にも穏やかに過ごせるようになった気がします。
違う自分も見つけることが出来て、楽しくなってきたかな?
服を着ることに、なんとなく楽しい気持ちを持てるようにったし。
ムダに服を買うことがなくなって、経済的にもメリットがあるように思います。
そして、昨年は夫にもカラー診断受けてもらったんです(笑)
夫も、前より服選びが楽しくなったり、ピンクのジャケットの評判がよくて、ご機嫌だったり。
夫婦で、いろいろ試行錯誤。でも、少しでも自分らしく。
こころ穏やかに生活していきたいものです。