パリ・ブレスト・パリ 2023参戦記 事務準備編
はじめに
パリ・ブレスト・パリ( PBP)2023に参戦してきましたので、レポートを記します。ここを見る方はすでにPBPに興味がある方、関係者かと思いますので、概要は省きます。ここでは私なりの準備と作戦、PBPの振返りを何回かに分けて記します。3部構成予定です。
〇事務準備編
〇完走の為の準備編(機材、補給、トレーニング、走行作戦)
〇PBP2023状況と振返り、改善点
私の自身のデータは下記です。似たような方の1サンプルとして少しでも誰かの役に立てば幸いです。
書いている人のデータ
年齢:20歳+180か月 男 独身
身長:171㎝
体重:63±3㎏
ロード歴:4年目
職業:エンジニア ほぼ座り仕事 残業50~60H/月 土日出勤なし
年間走行距離:10000㎞位 土日ライドと平日夜zwift
PBP2023の記録
90時間組でスタート、80Hで完走
準備したこと
基本ソロ活動なので、とにかく諸先輩方のありがたいまとめを熟読し、準備を進めました。
事務手続き
前年度SR獲得
必ず必要ではないがプレレジストリーで余裕もってエントリーしたかったのと、 ブルべ参戦初年度だったので、少しでも経験値を貯めておきたかった為、取得。
本年度SR獲得
本エントリーには絶対必要。いきなり4月から部署異動、と言い渡されることもあるので、環境変化のリスクから3月までに確定させた。
飛行機手配
羽田ーシャルルドゴール往復直行便を選択。海外ブルべ初参戦と初海外ひとり旅ということでチケットは高いが、安心安全を重視。 8/16夜パリ着、8/25夜パリ発。往復で30万ちょっと。 時差ボケ解消、何か機材トラブった時、パリ観光のため、早めに現地入りとした。 月曜日から仕事だったので、ゴール予定の8/24の次の日8/25にパリ発とした。
空港から宿までの移動手段
プライベートタクシーを事前に抑えた。行きだけ。帰りは状況に応じて手配とした。
前泊、後泊先手配
ベルサイユに宿を抑えた。会場のランブイエまで電車で1本のため。
9000円/1泊。朝食がおいしそうだったのと、ベルサイユ宮殿から徒歩5分に惹かれた笑
海外旅行保険
5000円くらいの保険に加入
ドロップバック
グッディースポーツに依頼しました。8000円
通信関係
Orange HolidayのSIMカードを購入。20GB,6000円くらい
外貨両替
早めに空港に行き、当日実施、400ユーロ両替(1ユーロ=155円位)
パスポート更新
余裕で期限きれていたので更新
日程調整
8/16~8/25でフランス滞在。8/26夕方帰国。8/28から社会復帰。
8/18週丸々有給取得。
自職場での調整なので、割愛しますがSR獲るよりも何よりもこれが一番きつかった。。。。
振り返り/改善点
事務手続き
・前年度SRは獲っておいて正解だった。タイム狙いならば走力も大事だが完走狙いであれば経験値によるところが本当に大きい。人によって走り方、持ち物は十人十色なので、1日以上走る400㎞以上のブルべの走り込みで必要なもの、行為を厳選することが大事だと思う。この辺の準備詳細は次回に記載。
・次回は航空便はより高騰が予想されるので、次回はトランジットにしてもいいかもしれない。
・航空便の遅れとシーコンが中々出てこず、プライベートタクシーがキャンセル扱いになっていた。急遽Uberで手配したが、5分後にすぐきた。最初からUberでよかった。ただ、Uberが来たのが到着階でなく出発階で、ちょっと焦った。。。
・宿は特に不満なし。英語も普通に通じた。会場まで電車1本であればどこでもいいかも。長めに滞在するなら、食料調達がしやすいところがいい。
・SIMカードは宿でWIFI使えたので、8GB でよかった。
・フランスでyahooが使えなくて少し焦った。(プライベートタクシーだけyahooメールでやり取りしてた)
・400ユーロも現金いらなかった。そこそこ観光しましたが、100ユーロ近く余った。PBP中も交通、食事関係はカード使えたので、現金300ユーロあれば余裕かもしれない。
日程調整
・エントリーした時から上司含めいろんな人に行くことを宣言していたのがよかった。やりたいことは早めに周囲に行っておいて損はなし。
特に「海外で1200㎞走ります」となると頭のおかしさと本気度が伝わるのか、色々融通利かせていただきました。本当に助かった。。。
次回LEL2025に参戦することになったら、同じ作戦をとろうと思います笑
・だいぶ早めに入ったので、時差ボケは当日には完全になし。
・飛行機移動12時間以上は結構それだけで疲れる。
・8/17,18.19と観光しすぎたのは後悔は全くないが、脚の疲れは感じていて焦った。。。PBPに集中したい人は観光は用法用量を守って適度に。次回は少し自重します。
・帰国後、1日おいて仕事再開だったので、時差ボケが抜けず疲労感がすごい。もうちょっと帰国を早めたほうがよかった。
以上
次回、完走の為の準備編(機材、補給、トレーニング、走行作戦)に続く。