【衝撃!? カニは横にしか歩けない ←コレ嘘です!! あなたはどれだけ知ってる?カニのあれこれ】
最近、急に肌寒さを感じるようになってきましたね。
秋や冬の到来を感じ始めている方も多いんじゃないでしょうか?
そんな秋冬に美味しい食べ物と言えば、やはり海鮮ですよね!
日本は様々な海の味覚の宝庫
そして、魚介の王様といえば、やはりカニ!
今日は知ってそうで意外と知らないカニにまつわるあれこれについて話していきたいと思います。
【日本のカニ四天王 4大カニとは!?】
まず、日本のカニには4大カニという言葉があるのをご存じでしょうか?
日本のカニ市場において水揚げ量が特に多く高級食材と知られている4つのカニのことを4大カニと呼ばれています。
そして、4大カニは以下の4種類のカニのことを指します、
ー 日本の4大カニ ー
1.ズワイガニ
2.タラバガニ
3.毛ガニ
4.花咲ガニ
これを聞いてどう思われたでしょうか?
「妥当なところじゃない?」
「地元の有名なカニが入っていないじゃないか!?」
そのような声が聞こえてくる気がします。
特に、「地元の有名なカニが入っていないじゃないか!?」
という意見は多数あるかと思います。
しかし、それにはある理由があるんです。
それは後程…
ひとまず、それぞれのカニをざっくり解説していきます。
1.ズワイガニ
カニといえばズワイガニが浮かぶ
そのような方が多いのではないでしょうか?
それもそのはず、ズワイガニは北海道や東北地方、信越、北陸など主に日本海側の広域で水揚げされている日本で最もポピュラーなカニです。
大きくて食べ応えがあり、正月など祝いの席でもよくふるまわれています。
見た目の特徴は甲が小さく脚が長い蟹で、表面にトゲや毛の無いツルツルしています。
旬の季節は11月〜3月でまさに冬の味覚の王様といったところでしょう。
引き締まった身と旨味が魅力といわれています。身の柔らかさと甘みが特徴で、出汁が出るため蟹鍋などにおすすめです。
2.タラバガニ
次はタラバガニ
ズワイガニと双璧をなすカニ界の2台巨頭の一角といったイメージではないでしょうか?
ただし、4大カニの中でも特に高価でまさに高級食材といったイメージを持たれているかもしれません。
旬の季節はズワイガニと同じで11月から3月。
北海道やオホーツク海などで漁獲されます。
全体にトゲがあり、ゴツゴツとした見た目をしています。
ぎっしり詰まった身は食べ応えがあり、蒸したり焼いたりして食べるのがおすすめです。
3.毛ガニ
そして、毛ガニ。
毛ガニはタラバやズワイとは違い通年通して漁獲されているのが特徴です。
主な漁獲地は北海道と岩手。
甲羅や脚の全体が短い毛で覆われており、見た目は脚が短く、ずっしりと重いのが特徴を持っています。
毛ガニの魅力は、柔らかな身と甘くて濃厚な蟹味噌を楽しめるところ。
鍋に入れてもボイルで食べても美味しく、さまざまな楽しみ方ができます。
ちなみに、私も毛ガニのカニ味噌が大好きです。
4.花咲ガニ
最後に花咲ガニ。
花咲ガニは他の4大カニとは異なりとても希少なカニです。
なぜならば、基本的に根室沖でしか漁獲できず、漁獲制限があるからです。
この水揚げ量の少なさから幻のカニともいわれています。
ちなみに、旬の時期も7月から9月で夏のカニという点でも他の4大カニとは違います。
熱を加えると花のように鮮やかな赤色になることからこのように名付けられており、脚が短く、大きな突起が全体的に付いているゴツゴツした見た目をしています。
生でも食べられますが、一般的には茹でる・焼くなどの加熱料理に使われることが多いようです。
【あなたの地元のカニってどんなカニ? ややこしすぎるズワイガニの呼び名】
ここでいったんズワイガニにフォーカスして話を進めていきます。
なぜ、ズワイガニにフォーカスを当てるかといえば、実はこのカニ非常にややこしいカニなんです。
なにがややこしいかと言えば、「呼び名」です。
実は、ズワイガニは地域によって呼び名が異なるカニなんです。
以下がその一覧です。
ー 都道府県別ズワイガニの呼び名 ー
石川県:加能ガニ
富山県:高志の紅ガニ
福井県:越前ガニ
京都府:舞鶴ガニ、間人ガニ
兵庫県:津居山ガニ、柴山ガニ、香住ガニ、浜坂産松葉ガニ
鳥取県:とっとり松葉ガニ、隠岐松葉ガニ
他にも越前ガニの中でもメスのカニはセイコガニ
また、地域によってはセコガニ
このように、ややこしいことこの上ないカニなんです。
参照:大日本水産会「高級なズワイガニのブランド名と地域を知りたい」
つまり、4大カニのところで疑問に持たれたであろう
「地元の有名なカニがなぜ4大カニではないんだ!」
という疑問の答えは、
「大抵の地元のブランドガニはズワイガニの別の呼び名」
だということです。
【どちらが本当のカニなのか!? カニ界の2大派閥】
話がズワイガニにそれてしまいました。
この4大カニですが、実は大きく2種類に分けられます。
それがカニ界の2大派閥。
それがヤドカリ科とそれ以外です。
カニの話をしているのにヤドカリ!?
そう思われた方もいるかもしれません。
何を隠そう実は、タラバガニと花咲ガニは生物学的な分類ではヤドカリに当たるんです。
ちなみに、それ以外の4大カニはズワイガニがケセンガニ科、毛ガニがクリガニ科にあたります。
つまり、カニ界では
ズワイガニ&毛ガニ vs タラバガニ&花咲ガニという
ケセンガニ&クリガニ連合派閥 vs ヤドカリ派閥 の派閥争いが存在するわけです!
では、なぜタラバガニや花咲ガニはカニではなくヤドカリとして分類されているのでしょうか?
この疑問に対して、タラバガニの特徴を通して解説していきます。
【衝撃!? タラバガニは縦に歩ける!? タラバガニのカニらしからぬ特徴】
早速、タラバガニがヤドカリである根拠となる特徴を見ていきましょう。
タラバガニがヤドカリである根拠は以下の通りです。
1.脚のなかでも第五脚のサイズが異なる
2.縦歩きができる
3,触覚の形
4.ハサミのある脚の長さ
5.メスのお腹が左右対称ではない
ざっと見てみると素人目には五十歩百歩の微妙な違い。
しかし、その中で気になる特徴が一つ。
2.縦歩きができる
!!
カニなのに縦歩きができる!
まさに、衝撃の事実!
世間の常識や童話などの逸話でもカニは横にしか動けず、それを馬鹿にされるといったシーンもイメージされる方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際には一般的なカニの一種でもあるタラバガニは縦に歩けるんです。
たしかに、ヤドカリをイメージすると横にしか歩けないといったイメージはありません。
そのことを考えるとタラバガニはカニではなくヤドカリであるという分類も妥当な分類なのかもしれませんね。
ちなみに、他の特徴については少しマニアックかと思いましたので割愛させていただきました。
詳しく知りたい方は参考にしたサイトのリンクを張っておきますのでご覧になってみてください。
【必見!! この冬に活かせる美味しいカニの選び方】
最後に、カニの知識だけではなく味も堪能するために「美味しいカニの選び方」に触れてこの記事をしめたいと思います。
今回は特に上記に挙げた4大カニに絞って解説していきます。
1.ズワイガニ
・深みのある赤い甲羅をした蟹を選ぶ
・茶色の甲羅は水っぽい可能性があるため注意する
2.タラバガニ
・足や甲羅の突起がきれいなものは身入りが悪い可能性がある
・脚を押して柔らかすぎないかチェックする
3.毛ガニ
・見た目よりずっしりしたものを選ぶ
・赤みと白みの甲羅を選ぶ
4.花咲ガニ
・小さめでずっしりしたものを選ぶ
いかがでしょうか?
みなさん、是非とも参考にして今年の後半はカニの知識も味も堪能してみてくださいね。
参照 美味しい蟹の種類は?美味しいと言われる日本四大カニの特徴や相場をご紹介!
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