合格のために「学力より」大事なこと/大学受験のリアル
「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。
本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。
■合格力=「学力」×「本番力」×「運」
もし、志望大学に合格するための力、つまり「合格力」があるとすれば
合格力=「学力」×「本番力」×「運」
で表現できると感じています。
そして、
「力」と名前がつくものは
・「鍛え方」があり、続ければ「伸ばす」ことができる
・一方で、鍛え続けなければ「退化」する
と考えています。
※「筋力」「走力」「会話力」など、具体的なワードで考えてみるとイメージしやすと思います。確かにそれぞれの「鍛え方」がありそうです。
であれば、
「合格力」にも必ず「鍛える方法」があり、誰でも「伸ばす」ことができると私は信じたいです。
■「合否」の分水嶺は「どの力」か?
もし『合格力=「学力」×「本番力」×「運」』と定義するのであれば、合格率を上げるためには
①「学力」を伸ばす
②「本番力」を伸ばす
③「運」を引き寄せる
このそれぞれが大切になると思います。
では、
この中でどれが最も「合否の分水嶺」となり得るのでしょうか…??
【学力】
まず大前提として、
「第一志望」に対して余裕をもって合格できる生徒の割合は実は低く、合否ライン前後にいる生徒の方が多いという事実があります。
なぜなら、
「第一志望」はそれぞれ生徒にとってあこがれの大学であり、少し背伸びした目標であることが多いからです。
結果として、
受験本番までしっかり学習を積み重ねた生徒同士であれば、「合格」と「不合格」の間の学力差は「さほど大きく」はありません。
「学力」は、第一志望校合格のために
・十分条件であっても
・必要条件でなない
これが、「現実」であると感じています。
つまり、
「学力」は「合否の分水嶺」としては少し弱いのです…
※ただ、少なくとも「十分条件」を満たさなければ「合格」には届かないので、もちろん「学力をつける」ことはとても大切です。
【運】
「運力」ではなく「運」です。
ですので「鍛えて伸ばす」対象からはそもそも外れています。
きっと、
「運」は鍛えるものではなく「引き寄せる」ものです。
運とは、
自分自身でコントロールできる
・「学力」と
・「本番力」
を真剣に「伸ばし」「鍛えた」先にある「ボーナスポイント」なのだと思います。
※「奇跡の逆転合格」は、「学力」×「本番力」を最大化する努力の結果、周りの人より多くの「ボーナスポイント」(運)を獲得できた状態なのだと感じます。
ですので、
この「運」も「合否の分水嶺」としては残念ながら弱いのです…
■「本番力」がギリギリで合否を分かつ
「合否は学力だけでは決まらない。」
大学受験の現場でたくさんの生徒を見ていて感じます。
同じ、大学・学部を受験していても
・Aさん)
第一志望合格に必要な「学力」があるはずなのに、なぜか結果が出ない…
一方で、
・Bさん)
「学力」はギリギリだけど、「その大学受かったの!」とこちらも驚く結果。
このような違いを生み出す要因こそが
「本番力」、つまり「試験当日にベストパフォーマンスを出せる力」です。
そして、
この「本番力」こそが「合否の分水嶺」であり、受験生が最も伸ばすべき力であると私は考えています。
しかし、
この「本番力」、あまり注目されていないことに悲しさを感じます。
「あなたは本番に強い」
「あなたは本番に弱い」
と個人の「特性」として語られることが多いです。
確かに、
もともと「本番に強い」人はいます。
・生まれつき「速く走る」ことができる(走力)
・なぜか「うまく歌う」ことができる(歌唱力)
これらと同じことです。
でも、
本番に「強くも」「弱くも」ない方が大半であると思います。(私自身もそうです。)
ただ、
本番力は「力」である以上、「鍛え伸ばす」ことができます。
そして、
この力の有無が「合否」の分水嶺となります。
では、
「どうやって本番力を鍛えればよいのか?」
次回に続きます!
※ヒントは「フォーカス」です!
一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!
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