「自分で決める」から受験力が上がる/大学受験のリアル
「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。
本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。
受験力=「日数」×「量」×「質」
仮に、「受験本番での合格率を1%でも引き上げ続ける力」のことを「受験力」と定義するならば
受験力=「日数」×「量」×「質」
であると私は考えます。
①「日数」→何日間、受験勉強に取り組んだか?
②「量」→何時間、受験勉強に取り組んだか?
③「質」→時間当たり、どれだけの集中力で受験勉強に取り組んだか?
※「質」については、お伝えしたこともたくさんあるので、また別の機会に記事にしたです。
この公式については、「何を当たり前のことを…」といった声が聞こえてきそうです。また、「分かっていても、この①②③を上げていくのが大変だから困っているのだ!」といった声も聞こえてきそうです。
※かく言う私の塾でも、各生徒のこの①②③を伸ばしていくために日々苦心しております…
「自分で決める」から受験力は伸び続ける
実は、この①「日数」②「量」③「時間」を同時に伸ばす方法があります。
それは
「生徒自身がこの①②③決め、実行すること」
であると、目の前の高校生と日々接していて痛烈に感じています。
やはり、
・自分で決めて
・やってみて
・成功したり、失敗したりして
・また修正して自分で決める
・そして、またやってみる(以下繰り返し)
こういった生徒が着実に「受験力」を伸ばし、第一志望合格という「夢の実現確率を高める切符」を手に入れていきます。
「聴かれる」から「考える」、そして「決められる」
かといって、生徒に対していきなり「①②③を自分で決めてね!」では乱暴過ぎます。
※場合によっては「拒否反応」が出ます。逆効果になることも…
生徒自身が「自分で決める」ためには
・過去に自分自身で「決めてきた」経験
・自分でどんな決定や失敗をしても受け入れてもらえる「安心感」
この2つが大切であると、高校生たちとの関わりを通じて強く感じています。
そして、この2つを醸成するのが
「聴かれる体験」
の積み重ねです。
つまり、
「どうしたの?」
「どうしたいの?」
「どうしてそう考えるの?」
「何かフォローいる?」
このやり取りの積み重ねです。
そして、
生徒が何を言ったとしても、我々大人から
・まず判断せずに聴かれる
・途中で口を挟まれずに、自分の意見を「受け入れ」られる
・そして、その「理由」を聴かれる
・まずはやってみようと背中を押される
・その後、どうだったかを聴かれる
この繰り返しで、生徒自身の「自分で決める力」が少しずつ伸びていくと感じます。
これらのことは、
・行うことが大変であるのは重々承知しています。
・そんなことをしている「時間がない」こともわかります。
・そこまでしたら「相手が甘えるのでは?」との気持ちもわかります。
そして、私こそができていないことが多々あります。その都度反省をして、「次はできるようにしたい」と意識することの繰り返しです。(お恥ずかしいです…)
ただ、
①この「日常」でのやりとりの繰り返し、
②そこから少しずつ「信頼関係」が生まれ、
③ようやく「生徒が自分で決める」ことが増えてきて、
④最後にやっと「受験力」が伸びていきます。
「生徒にとって良いこと」には「時間」がかかります。
大変です。でも、「生徒の良い変化につながること」だからこそ挑戦し続けたいと思います。
一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!
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