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受験生の「冬休み」さて。どう過ごそうか?/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

■受験生最後の大型連休「冬休み」スタート

本日、2023年12月26日。昨日はクリスマスでした。受験生にとっては、本番前の最後の「連休」、冬休みです。

  • 最も「点数が伸びる」大切な2週間。

  • ここの頑張りでまだ点数は伸びる。

  • 朝から晩まで「ずっと勉強」が基本。

確かに、その通りだと思います。

でも、落着きましょう(笑)

ただただ、「やみくもに」「焦って」頑張っても逆効果になってしまう場合もあると思います。

大切な「冬休み」。
まだまだ伸びる「冬休み」。
苦手と向き合える「冬休み」。

だからこそ、「一度落ち着いて」、この時期を過ごしたいものです。

■まとまった「インプット」ができるラストチャンスです。

国立組であれば、「地歴」「公民」「理科基礎」

私立組であれば、「地歴」「古文常識/基礎知識」

などの今まで「あまり時間をかけられていなかった」科目。でも、時間さえかければ「確実に点数の上乗せが期待できる」科目。

いわゆる「暗記系」に集中することができる時期です。

ただ、周囲を見渡すと…

「ひたすら過去演習!!」

その姿に焦り「私も演習しないと!」とアウトプットに駆り立たされることもあると思います。

確かに、
・出題パターンを知り
・解答パターンを練り上げ
・時間配分に慣れ
・知識の抜けに気づく
ためにも「過去問演習」は有効です。

でも、一度落ち着いていただきたいのです。

■「最後」は知識量。

とはいえ、合否を分ける最終にして最強の要素は「知識量」です。

どんなに
・出題傾向を抑え
・解法パターンを持ち
・時間配分を極めても

「知識」が足りなければ、点数は伸び切らないのです…

そして、「知識量強化」(つまり、「暗記」)には
・繰り返しが必要です。
・まとまった時間が必要です。
・タイミングは「本番直前」がベストです。

「第一志望校合格」といった、多くの受験生とは違う結果を目指すあなたであれば

  • 「人と同じこと」=「過去問演習」をやりながら

  • 「人が見落としがちなこと」=「知識の暗記」もやること

で道が開けてくると私は信じています。

冬休みの時間配分は「インプット≧アウトプット」

これが、大学受験のリアルです。

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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