ラノベ新人賞に応募して
毎日5000時書けば余裕で30日で10万時達成できる。頑張るぞい。 pic.twitter.com/bJ6dihe1Ky
— ろごす@UE5でゲーム開発ヽ(*゚д゚)ノカイバー 9/30MF文庫新人賞絶対応募。 (@satoToshinori4) August 13, 2024
ライトノベルの新人賞に応募した。右も左もわからない素人だったから随分失敗したが、なんとか(当時9/30)応募をしてひと段落した。
振り返ると書いているときは、読み手の時とは全く異なる視点で物を考えていた。その時考えていたことをなるべく忘れないでおきたい。それに今後書いていくために反省点改善点はまとめておいたほうが、今後読み返したとき新たな発見もあると思う。だから、反省点と改善点、そしてやって得た知見の2つのトピックに分けて考えていこうと思う。
反省点と改善点
・未完成だった
→章単位で完成させてから前に進む癖をつける。
・調べる内容が多すぎた
→調べる内容を時間的、内容的に区切っておく。
→プロットを組む時に必要な資料集めを含めた作業量を計算しておく。
・ノルマ通りに書けない日があった。目標字数
→スケジュールに余裕をとっておく。遠方に出かける予定とかを入れない。
→時間のかかりそうなところはノルマ制限を一旦なくす。
・書くのがめんどいところを飛ばす癖が付いていた
→ノルマの文字数問題がここも関わる。
・プロットがもう少し練り込めた
→ゴーサインを出すプロットの基準を決める。ミステリー、SFは特にそう。
・設定が不用意に拡大した
→物語上の必要性を意識する
・フィードバックがなかった
→読者アンケートを作る。ハードルが高いが直接聞いてみる。
やってよかったこと
・応募する時の事務的な処理方法がわかった。
・アウトプット能力が上がった。書く時の言葉の出やすさが上がった気がする
・書くときに感じていた心の中の抵抗感が少なくなった気がする。ゴミみたいな文章でもアウトプットする抵抗感がなくなった
・タイピング速度が上がった
・どこでも書けるということを考えるとiPad買ったほうがいいことがわかった
・自分の今のレベルとやるべきことがわかった。
まとめ
当たり前だが、やらなければわからないことというのが物事ほとんどだ。今まで何か書こうとすると
「お前が小説とかwwww」
「そんなクソみたいなクオリティ書いて、さっさと辞めればwwww」
みたいな声が頭の中で響いてまとまった量を書くことが難しかった。
今回一ヶ月半作業をして、書いていることを公言しても案外人は肯定的に受け入れてくれるし、(裏で気取り屋が!とか言われているかもしれないが)別にそんなに怖いことではないと言うことがわかった。ある意味「作品という物を作る神聖さ」とか「理想を掲げる」みたいな心理的なハードルが大きく下がった気がする。
小さな一歩の積み重ねでしか物は生まれないし、描いているものは非日常でも、生み出されるのは日常からだ。そんな当たり前のことを思い知る日々。でもそれに気がつくためにやっぱり今回の失敗は必要だったと思う。
でも悔しい。
提出したものは、今日確認していたらとてもじゃないが、見せられるものではなかった。誤字脱字、日本語おかしい、書きかけ、構成ぐちゃぐちゃ、文体の統一性がない等々。10万字を達成することと、提出することを目標にしていたのだからしょうがなくはある。けれど提出された出版社側からしたらたまったもんじゃないだろう。それは本当に申し訳なく思う。見ているわけないだろうが、この場を借りて謝りたい。でも、こういう形で自分を追い込まないかぎりは僕は動けなかっただろう。
だから、それでもやってよかったということにする。
あとは結果が出るまで継続するだけだ。むしろそちらが問題。