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ビジネス書「アイデアのつくり方」を読んで私が実践していること

はじめに

本書の本篇は約60ページと短い。さらに無駄話が多いので、重要な部分は20ページ程しかない。本記事ではその重要部分をピックアップして紹介していきたいと思う。また本書は文章自体が読みづらいので、筆者自身がわかりやすいように一部の表現・内容を変えている。いわば本記事は筆者が筆者のために書いた公開個人ノートといった位置づけになるのでご注意いただきたい。なので本書を読んだけど「そんなこと書いてなかったよ」みたいな指摘はご遠慮いただきたい。

アイデアの基本原則

「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせによって生み出される」。これが本書におけるアイデアづくりの基本原則である。


• 車+大砲=戦車
• 飛行機+爆弾=爆撃機
• 携帯電話+PC=スマホ

アイデア作成の6つの段階

アイデア作成のプロセスには6つの段階がある。以下順を追って説明していく。

1 情報収集

まずは情報収集してアイデアを出すための材料を集める。この際、集める情報には2種類ある。専門情報と一般情報である。

専門情報とは特定の商品と消費者に関する情報もしくは、特定のサービスと利用者に関する情報である。例えばユーチューブで配信する動画の企画を考えようとした際、まずは「ユーチューブで人気の動画はどんな動画か?」とか、「動画のコメント欄をみてユーザーの反応はどうか?」などを調べるだろう。このような特定の(商品・サービス)と(消費者・利用者)に関する情報を専門情報という。

一般情報とは世の中のあらゆる物事についての一般的な知識である。アイデアを生み出すには専門情報だけでなく、この一般情報も大切。例えばフィクション作品の中に「あきらかに現実世界で起きた事件」を模したであろう内容があったりするが、こういったのも世の中の物事をアイデアとして使った一例である。また専門情報に知識が偏ってしまうと、視野狭窄になってしまい、アイデアの範囲が限定的になる恐れがある。

2 要素分解

次は集めた情報を要素分解する。では上記の例を引き継いで「ユーチューブで人気の動画」を調べたとしよう。そうしたら、それらの動画が含む要素を分解して列挙する(私が実践しているやり方)。


動画1 「ライフハック」「お金」「節約」
動画2 「キャンプ」「ソロ」「過酷」「豪雨」
動画3 「セミリタイア」「地方移住」「狩猟」「料理」「筋トレ」

3 アイデアだし

次は上記で列挙した要素を参考にアイデアをだす。

例えば、動画2を参考にして、「【過酷】吹雪の中雪山でソロキャンプをしてみた。」とか、「地方移住」「お金」「節約」を組み合わせて「地方移住して節約生活をしたら月5万円で生活できた」みたいな感じである。

とにかく思いつく限りアイデアを出して、メモにとる。

この段階でよさそうなアイデアが生まれたら、6番までスキップして、さっそくアイデアを具体化する。

4 休憩して、ひらめきを待つ

第3段階でどんなに頭をしぼっても、アイデアが思いつかなくなったら一旦休憩。作業をやめて、自分のしたいこと(趣味・娯楽・気分転換)をする。

この本によるとアイデアとは、リラックスしている時なんかにふと舞い降りてくるものだと書かれている。

これは私一個人の予想だが、人は作業に没頭しすぎると、かえって視野狭窄になり、頭が凝り固まってしまい、発想力を阻害してしまうのかもしれない(科学的根拠無し)。

5 アイデアの具体化

いいアイデアが生まれたら、それを具体化する。

一発で成功すれば苦労しないのだが、ほとんどのアイデアはうまくいかない。

私もユーチューブに挑戦して数十本動画を投稿したが、0ヒット。

自分のアイデアがうまくいかないと本当に「ショック」だし「いままでの苦労は何だったんだ」という徒労感に襲われるし、やる気も失せかえる。

全プロセスにおいて、ここが一番の正念場になると思う。

6 結果の吟味

アイデアを具体化したら、結果を吟味する。

成功であろうと失敗であろうと、その原因を分析して、次のアイデアに活かす。

そしてまたアイデアを出して、具体化するというサイクルになる。

以上でアイデア作成プロセスの説明は終わりである。

具体的アクションプラン

情報発信を継続すること。「ユーチューブ」にしろ「note」にしろ情報発信をするには企画を考える必要がある。

その際に本書で学んだ「アイデアのつくりかた」を実践する。

そうすれば、情報発信活動を継続することによって、上記の「アイデア作成プロセス」を回し続けることになり、本書で学んだ内容を実践することができる。

実践すれば学んだことを自分の成長につなげることができるだろう。


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