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母になりました

2024年7月第1子を出産しました。

2023年3月に入籍し、11月に挙式(当時23才)その2週間後に妊娠が発覚しました。
9月に、九州に新婚旅行に行き、焼酎の美味しさに目覚め、お酒を買い溜めていた矢先のことでした(笑)
仕事中に吐き気に襲われ、胸が痛くて、何か病気かなと疑い始めた時に、まさかと思いながら検査をし、妊娠が発覚しました。

終わりの見えないつわり

妊娠発覚後、仕事に行くも、吐き気に耐えられずそのまま早退、トイレに引き篭もる生活が始まりました。
寝ても覚めても治らない気持ち悪さに心が折れそうに。
食べることが大好きだった私がご飯を食べられない日が来るなんて信じられませんでした。
来る日も来る日も天井を見つめながら、気持ち悪さに耐える日々。
スマホの検索履歴は『つわりいつ終わる』、『つわり和らげるには』などで埋め尽くされ、もう目を通したことがないページはないほどに (笑)
吐き気で目が覚め飛び起きると、朝一番は何も出るものがないので、胆汁や膵液を吐いていました。この頃には、何が吐きやすい、後味良く吐けるのもは何かのプロになっていました。ちなみにおすすめはオレオです。(笑)吐く時もチョコ味で美味しかったです。吐く前に甘いジュースを流し込むと、胃酸が緩和されて楽だったような、、、
一般的につわりが終わるとされている時期を過ぎ、やっと仕事に復帰できたのは4カ月を過ぎた頃でした。
いつかは終わる。その言葉を信じて、赤ちゃんが元気でいてくれることだけを信じて耐え抜いた期間でした。

妊娠期間赤ちゃんが教えてくれたこと

仕事を復帰しても、気持ち悪さは続き、本調子でない日々が続きました。
妊娠発覚と同時に部署異動になり、身体が思うように動かないまま、初めての仕事をこなすことは想像以上にストレスになっていました。通勤の車の中で吐かないか毎日恐怖でした。

少しでも身体の辛さを和らげたいと整体に通い始めますが、良くなる気配はなく、藁にもすがる思いで、何か情報がないかと調べまくった結果、東洋医学系の発信をしている鍼灸師さんや助産師さんの発信が目に留まりました。

『無理をしない、自分の心の声に正直になること』

つわりでママをののんびりさせないと赤ちゃんが育つ環境にならない。赤ちゃんからのママ休んでねの最初のメッセージだと。

今振り返ると、学生時代からギチギチに予定を詰め込んで、疲れ切ってしまうことが多かった私。意識的に月に1回は休む日をつくらないと、予定がない日が1日もないことは良くあることでした。家にいることが苦手で、友人からもいつも動き回っているよねと言われるほど、フットワークの軽さには定評がありました。

ワクワク楽しい!の気持ちを優先して過ごしてきましたが、妊娠は自分ともう一人の命を育てるのが仕事。身体に余力がないと、妊娠を維持することがとてもじゃないけど出来ないんだなと身をもって実感しました。

強制的に何もできない状態になり、強制的に人間関係も手放すことになりました。
趣味で進めていたプロジェクトも3つ程最後まで参加できず、泣く泣く手放すことに。
何にも追われず、何も背負っていない、まっさらな状態。最初は、何かをやっている自分がなくなるのが怖くて、辛くて、寂しくてたまらなかったんですが、少しずつ受け入れることができるようになり、思ってた以上に肩に力が入っていたことに気付かされました。
こう立ち回ったら物事が潤滑に進むな〜とか、この人にはこういう声の掛け方がいいかな〜とか、頼まれたら断れなかったり、そしてやり出したら最後までやり切らないと気が済まなかったり。
自分では長所だと思っていた、面倒見が良かったり、完璧主義な部分が知らず知らずに自分の首を絞めていたりしたのかなと。

『自分が本当にしたいと思ったことだけをやる。あとは手放す。』この練習ができた妊娠期間だったように思います。

何はともあれ元気な我が子に会えたからなんでもOKです!
まだ母になったという実感が湧かないですが、日々たくさんのことを教えてもらっています!

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