朝がどうしても起きれないという悩み。
こんにちわ、専門作業療法士の崖の上の父ちゃんです。
みなさん、朝がどうしても起きれない、目覚まし時計をかけても二度寝してしまう。遅刻しそうになってしまうという悩みはありませんか?
今回は、この悩みに対する投稿をしていきたいと思います。
まず、朝起きれないのはなぜか?ということですが・・・
寝不足?生活が不規則?仕事に行きたくない?身体がきつい?などなど要因は多くあるかと思いますが、どんな理由であれ、
『脳の習慣化』という視点から、起きれるようになることが可能である。という話をお伝えさせて頂きたいと思います。
脳の習慣化という言葉は、聞きなれないかもしれませんが、
結論から言うと、
“脳が習慣化される状態までになると勝手に起きれるように変わる”
ということです。
どういうことか理解するために、はじめに「脳の意識的、無意識的」という話をさせて頂きます。
脳は、自分の意識化で動いている時と、無意識化で動いている時の2種類で常に活動しています。心理学用語で言うと、顕在意識と潜在意識という言葉で当てはまるかと思います。
簡単に説明すると、
毎日の生活の中で、自分でこれをしようと意識的に動いているのは、10%程度と言われています、一方、何も考えずに無意識に動いているのが、90%程度と言われています。
例えば、朝起きてからの行動を思い出してみると、
目が覚めて布団から起き上がる → 立ち上がる → トイレまで歩く → 電気をつける → ドアを開ける → 座る → 用を足す → 立ち上がる → ドアを閉める → 電気を消す → 歩く → 洗面所の蛇口をひねる → 手を洗う → タオルを取る → タオルで拭く・・・・・・
と一日でどんな行動をしているかを細分化してみると途方もなく、数多くの動作をしていることに気づくと思います。これを、一回一回、こうして、ああして、次はこうしてと意識的に考えていては、脳が疲れ切ってしまい、朝だけで疲れ果ててしまうことでしょう。
しかし、脳は、もうそれ毎日しているし、簡単にできるよという動作に関しては、効率的に、無意識化で勝手にしてくれるようなシステムになっています。ただし、初めてのことや慣れない環境での出来事、苦手な環境での出来事などに関しては、意識的に考えて脳を働かせるようにもなっています。
では、なぜ朝起きれないのかという話に戻ります。
逆に、朝起きれる時ってありますよね?その時ってどんな時ですか?
その日に遊園地に行く日、デートがある日、映画を観に行く日、魚釣りに行く日、ゴルフに行く日、美味しい物を食べに行く日など楽しみがある時、または、その日が絶対に遅刻してはいけない用事がある日、結婚式のスピーチをする日など緊張する場面がある時など、は起きれますよね?
つまり、理由によっては脳はしっかりと目覚めさせることは可能な訳です。
ここで、脳の機能でもう一つ注目してみたいポイントがあります。
それは、
『習慣化』です。
脳には、学習という機能が備わっており、何度も何度も練習したことや覚えたこと、自転車や車の運転、歩く事などは何も考えずに、ぼーっと違うこと考えててもある程度勝手にしてくれますよね。
それが、習慣化されているから無意識化で脳が勝手にしてくれるというシステムです。
つまり、朝起きれないのではなく、朝起きたくない理由があるだけであって、脳が習慣化されるところまで頑張る(学習)ことで朝起きれるように勝手になっていくということです。
具体的な手順としては、
脳は、習慣化するまで約30日で定着できると言われています。
初めは、反発期で、起きるのがきつい時期です。
しかし脳の性質上、徐々に習慣化できるようになってきます。
私も、以前は、何かと理由をつけて、毎日二度寝、朝きついけど仕事に行く毎日を繰り返していましたが、この『脳の習慣化』に着目して実際に行動したところ、人によっても差はあるかと思いますが、だいたい私は、40日ぐらいで習慣化することが出来ました。
今は、仕事の日も、休みの日も目覚ましなく勝手に朝6時前に目が覚めてしまいます。朝は三文の徳とよく聞きますが、私は、朝起きて寝ながらストレッチして、起きてモーニングコーヒーを飲みなるべくリラックスできる時間が持てるようになりました。
これが徳になっているかはわかりませんが・・・(笑)
今回は、『脳の習慣化』を利用し、朝起きれるようになる。というお話をさせて頂きました。
朝が苦手、つらいと思われている方に、ぜひ試して頂けたらと思います。
またこれからも、一つ一つの悩みを軽減、解消できるように今後も投稿を続けていきたいと思いますので、コメントも含めよろしくお願い致します。
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