人はなぜ認知症になるのか
認知症にならないための対策はあるのか
今日はその2つについて考えてみたいと思います。
認知症の原因として考えられるもの
認知症はさまざまな原因によって引き起こされる症状の総称です。
その原因は色々ある様です。
一般的な認知症の主な原因を挙げてみます。
アルツハイマー病(Alzheimer's Disease): 脳内の神経細胞の異常なたんぱく質の蓄積により、神経細胞が死滅し、脳組織が破壊されることで引き起こされます。
血管性認知症(Vascular Dementia): 脳の血管系統に問題が生じ、血流が制限されることで脳組織が損傷するために発生します。脳卒中や小さな血管の損傷が関与することがあります。
レビー小体型認知症(Lewy Body Dementia): 脳内に異常な小体が蓄積し、これが神経細胞の損傷を引き起こすことで認知症が発症します。
前頭側頭葉変性症(Frontotemporal Dementia): 脳の前頭葉や側頭葉において神経細胞が退化し、これが認知機能の障害を引き起こします。
脳外傷(Traumatic Brain Injury): 頭部への外傷が認知症を引き起こすことがあります。
パーキンソン病(Parkinson's Disease): パーキンソン病患者の一部は、症状が進行する過程で認知症を発展させることがあります。
感染症: 例えば、HIVや梅毒など一部の感染症が認知症を引き起こす可能性があります。
代謝性疾患: 2型糖尿病など、代謝性の疾患が認知症の原因となることがあります。
遺伝的要因: 遺伝的な傾向がある場合、特定の遺伝子の変異が認知症のリスクを増加させることがあります。
薬物の副作用: 特定の薬物の副作用が認知症様症状を引き起こすことがあります。
私たちが頻繁に聞くのはアルツハイマー型認知症、脳血管認知症でしょうか。
実際の診断や治療は、医師の専門的な評価が必要なことは言うまでもありません。
認知症を予防する対策として考えられるもの
アルツハイマー型認知症では、脳内の神経細胞の異常なたんぱく質(アミロイドベータ)の蓄積により、神経細胞が死滅し、脳組織が破壊されるので、この蓄積をどう防ぐかは大きな問題です。
どのようにしたら改善するのか研究され、こちらのサイトに参考になる内容が掲載されていました。
それによりますと、
生活習慣に関しては、今更言うまでもないことと思います。
”脳のごみ”と言われるアミロイドベータは、生活習慣を改善することで、消失していくことが分かってきたからです。
また、睡眠中にお掃除される分量が多いということで、睡眠不足にならないよう、良質な睡眠を確保することが大切です。
私が注目したいのは、「脳を活動的にする」ことも、認知症を予防する、ということです。
脳を活動的にする「脳トレ」の具体的な方法が書かれています。
脳トレ 具体例
・ 出来事や記憶したことを思い出す
・ 数日前のメニューを思い出す
・ テレビに出ている芸能人の名前を言う等
・ 同時進行する
・ ウォーキングしながら計算をする
・ 料理しながら会話をする等
・ 計画や工程表をつくる
・ 新しい料理レシピに挑戦する
・ 散歩ルートを考える
・ 旅行の計画を立てる等
ドリルをやるのは、脳トレの一部でしかないと分かります。
日常の生活の中に、認知症にならない(なりにくい)方法があったのです。
しかし、意識をしながら毎日これをこなすのも結構難しそうです。
意識をしなくても取り組める方法はないのか・・・
その方法の一つとして、シニアブロガーになることを啓発していきたいと思ったのです。
その訳は次回お話します。
シニアブロガーのススメ 脳トレ時々アフィリでお小遣い