東京国立博物館「はにわ」
今までは、気になったことがあれば「素通り(いかない)」することが多かったです。多分勤めていればいかなかった思われるのが東京国立博物館「はにわ」
埴輪ですよ、全く興味がなかったです。ただ連日満員とのことで今回行ってまいりました。
結論から言えば「行ってよかった」です。
しかも平日なのに本当に混んでいました。
埴輪は、3世紀後半から6世紀後半にかけて造られ、日本独自の造作物だそうです。今から1500年前にこれほど個性豊かで、しかもほとんどが「素焼き」できているということは、この技法が日本全土に瞬く間に広がっていったという事実。
どのように広がっていったかは不明ですが、個性豊かな埴輪たちをこんなに見ることができました。
埴輪も九州から本州北部まであらゆる地方から集まっていました。
今回「埴輪 挂甲の武人」という、同じ工房で作成された可能性も指摘された兄弟のようによく似た埴輪が5体(そのうちの1体は、現在アメリカのシアトル美術館が所蔵)の挂甲の武人を史上初めて一堂に集められたそうです。
人型だけでなく、動物、住居、船など多種多様、しかも全長2メートルもある埴輪もありました。
取り敢えずは見てみる。
今後もそんな気持ちを持ち続けたいです。