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落語鑑賞記 9月29日 長津田みどりアートパーク寄席「柳家喬太郎独演会」

大学時代の同級生が携わっている長津田みどりアートパーク寄席「柳家喬太郎独演会」を見に行きました。
この会ですがもうひとつの楽しみがこの同級生を通じで学生時代のサークル仲間と会える事。落語だけでな仲間との交流もまた嬉しい限りです。

⚫︎開口一番 小きち 平林
さん喬さんのお弟子さんだそうですが、しっかりとした仕草、はっきりとし口調、大きくて聞きやすい声、今後が楽しみな前座さんでした。
⚫︎喬太郎 母恋くらげ
喬太郎師匠も横浜出身との事で、しかしながら長津田はほとんど知らないと言っておきながらマクラでは地元ネタをバンバン放り込んでくる、その観客をグッと掴む話芸は絶品。マクラから大笑いでもう満足、しかもその後に新作落語も披露、あっという間の45分間でした。
<中入>
⚫︎鯉丸 阿武松
地元出身との事ですが逆にその事は全く触れす古典の「阿武松」を。力士の仕草だけでなく大きさも表現しなければならない難しい噺ですが、
二つ目さんとは思えないしっかりとした芸でした。来年真打昇進との事。大きく活躍して欲しいです。
⚫︎喬太郎 死神
中入前と違ってじっくりと古典落語。古典でも客の心を鷲掴みにする芸をたっぷり堪能。サゲは(喬太郎師匠は釈台の上)バサッと倒れる圓生流。
身の毛もよだつ大ネタに大満足の落語会でした。


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