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潜在意識を上書きした話②〜縁切り寺の儀式

縁結びは、縁切りから

縁結びの神社に行き、思わぬ出会いがあったことで、私の意識が少しポジティブになり始めていました。

数日後、都内に有名な神社が無いかと調べていると、ある記事に目が止まりました。

そこには、悪縁を断ち切ってから縁を結ぶ方が良い。と書かれていました。

縁切りに行こう!

長年、定期的に訪れるネガティブな感情に悩んでいたこともあり、縁切りという言葉に惹かれた私は、縁切りが出来る場所を調べることにしました。

すると、都内にも有名な縁切り寺があるではないですか!

先日のこともあり、何か変わるかもしれない!そう思った私は、悪縁と今日で完全に縁を断ち切る!そう心に決め、縁を切りに行くことにしました。

過去の記憶との対峙

そして、縁切りの効果を高める方法はないかと、不安症などの治療に用いられるエクスポージャー療法(不安の原因となる刺激に段階的に触れることで、不安を軽減する治療法)をヒントに、あえて過去の記憶と対峙しようと思い立ちました。

私は、さっそく過去の記憶を思い出す服をクローゼットから引っ張り出し、なるべく当時に近い服装に着替えました。

そして、過去の記憶と強く結びついた曲を聴きながら、縁切り寺へと向かいました。

お寺へ向かう途中、まるで過去に戻ったかのような気分になり、胸が締め付けられる思いでした。

しかし、それと同時に

「今、私は過去に戻ったんだ!嫌なことは何も起きていない。」

そう自分に言い聞かせました。

縁切り寺での宣言

ようやく縁切り寺が見え、
「ここまで来れば、もう大丈夫」
そんな風に思ったのです。

お寺に着き、まずは参拝を行い、
「私は今日、全ての悪い記憶、悪縁と縁を切ります!」
そう宣言を行いました。

そして、次に心願成就の岩でお願いをしました。

岩のくぼみに、木で作られた小さな叶玉を3つ投げ入れるというものです。

私は全ての悪い記憶と悪縁を断ち切りたいことを強く願いました。

あまりの緊張で手が震え、1つ目の玉が飛んでいってしまうハプニングもありましたが、気を取り直し、残りの2つを入れることが出来ました。

そして、縁切りの絵馬に宣言を書き、最後にお守りを頂いてお寺を後にしました。

上書きされた記憶


一連の行動を終え、お寺を出ると何だか少し心がスッキリしているように感じました。そして、自然と表情が緩み、笑みがこぼれたのです。

私たちの意識には、「顕在意識」と「潜在意識」の2種類があります。

顕在意識は、今考えていることや感じていることなど、自分が意識している部分です。一方、潜在意識は、普段意識していない心の奥深くに蓄積された経験や感情のことを指します。

これまで、何度も鮮明に思い出してしまった過去の記憶は、この潜在意識に強く刻まれていたため、思い出すたびに、当時の自分の感情とシンクロするような感覚に陥ってしまっていたのです。

今回の一連の儀式を終えた帰り道、ある事に気がつきました。

それは、儀式をしたことにより、記憶と意識の間にモヤがかかった感覚で、鮮明に思い出していた過去の記憶が思い浮かばなくなっていたのです。

そして、帰り道には、当時の服や、曲も過去の記憶との結びつきが切れ、新しい記憶で上書きされていました。

つまり、一連の儀式を通じて、私は潜在意識の奥にあった辛い記憶を新しい記憶で上書きしたのです!

思考実験のはじまり

この経験により、「潜在意識」もコツをつかめば自分自身でコントロール、マネジメントできると強く感じました。これをきっかけに、私は「ネガティブな思考をマネジメントし、ポジティブな感情を持続させる」思考実験生活を始めたのです。

この実験生活を通じて、ネガティブな思考もポジティブな思考も、すべて自分の内側に深く関係していることに気づきました。そして、自分の内側に耳を傾けることで、ネガティブな思考を減らし、ポジティブな感情を持続させることができるようになったのです!

私が実際に試して効果を感じた「毎日をハッピーに過ごすための思考法やコツ」、そして「ネガティブな思考を手放す方法」をシェアすることで、私の記事を読んでいただいた方にとって、何かのきっかけになれば嬉しいです!

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