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繋がらない権利

 おはようございます。
 早速ですが、福祉の仕事は365日24時間切れ目なくが大切ですよね。介護保険施設では365日24時間、お盆もお正月も関係なくそこで働く人が居て、利用者様の生活を支援していると思います。
 私が在宅のケアマネジャーをしている時は、各事業所で休みや就業規則が違うので、利用者様のニーズとの擦り合わせを行い切れ目なくサービスが提供できるように努めていました(私は各事業所の方に恵まれてそんなに苦労した記憶がありません)。

 居宅介護支援事業所は特定事業所加算がありまして、この加算を算定するには様々な算定要件をクリアする必要がありますが、その中に

「24時間連絡できる体制を確保し、かつ、必要に応じて利用者等の相談に対応する体制を確保していること」

ってのがあります。当たり前ですが24時間電話が鳴ります。電話を交代で持ち回りをする所もあれば、管理者が一人で引き受けてるところもあると思います。
 これって大変ですよね?
 休みの日も休みでない感覚になりますし、夜中に電話で起こされて次の日は普通に仕事なんてことも。精神的にきついんですよね。。。電話の音で隣で寝ている家族も一緒に起きるので申し訳ないですしね。。。
 時間外手当や一律で手当てを付けている所もあると思いますが、私が居た所は全くのゼロでした。これは変えていかなければならないことですし、労働基準監督署に駆け込まれたら指導の対象ですね。

 居宅介護支援事業所のことは一例でしかありませんが、他産業でも時間外に連絡を取るまたは対応を迫られることはあるのではないのでしょうか?題名に書いている繋がらない権利って記事を読んで思いました。
 情報が誰でも簡単に取れるようになり、労働者の権利もずいぶん保障されるようになりました。ただ、権利ばかりを主張すると上手くいかないこともあるので、バランスが大切だな~とも思います。

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