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引越から学んだこと

 何度もしてきた引越ですが、今回人生で最大の引越をして、学ぶことが多かったので、このブログで私の体験を共有しようと思い立ちました。
 業者に依頼しての引越は、4回目となりました。最初の2回は荷物も少なく、依頼先の記憶もありませんが、ただ荷物を運んでもらったという印象だけが残っています。直近の2回は数社にあたった末、アート引越センターにお願いすることになったのですが、その感想もいれつつ、ワンポイントアドバイスのようなものをまとめてみました。

アート引越センターの見積を必ず取るべし

 アート引越センターに最初の依頼したのは8年ほど前のことでした。比較的小さな引越で、なるべく安くやってくれるところにしようと、いくつかの業者にあたったのですが、アートが最安値の業者にかなり近い金額を提示してくれたこともあって、初めて利用させていただくことになりました。
 今回は大きな引越で、最初からアートにしたいなという気持ちはありました。というのは、前回の引越の時の対応がとても丁寧だったこと、まさに「運ぶだけじゃない」というキャッチコピーを体現していたことを記憶していたからです。たとえば次のようなことです。

  • 運ぶだけの引越屋さんだと、家具の後ろの埃等もそのまま運んでしまうけど、アートは必ず払ってくれる。

  • 食器をいれる箱を用意してくれて、これが使い勝手がよかったこと。

  •  引越後にいらなくなった段ボール箱を引き取ってくれること。

 そんな記憶がよみがえって、予算に収まれば依頼したいと思いつつ、数社に見積依頼をして、結局そうなったのですが、その見積について一つ気づいたことがあるので、まずその点からお伝えします。
 それは、アート引越センターの見積の段ボール枚数が、ほぼ正確だということです。私の場合、アートが大小合わせて80枚と見積もられたのですが、50枚という見積をだしてきた会社もありました。「これで足りますか」と聞いたら、「80-100枚かな」とつぶやくように言っていたので、足りないことがわかっていて、そういう見積をだしてきていることに、いやらしさを感じました。「必要な場合は追加で購入してください」とも言われたのですね。そこに依頼していたら、追加費用は確実だったわけで、そういう見積の出し方をする業者も少なからずあるようです。
 ということで、見積をとるときは、アート引越センターを必ず含めおくことをお薦めします。見積にはいろいろな項目があって、一概に比較できませんが、段ボール枚数なら、誰でも確認できるはずです。アートは、食器箱5箱、靴箱、ハンガーにかけた洋服を入れる箱などもあるので、それらがない業者の場合は、アートのだしてきた枚数に、プラス10はしたほうがいいでしょう。アートとの枚数の違いをみれば、その業者がどういう見積をだしてきているかがわかると思います。そしてアートは、段ボール枚数を少なく見積もって、追加費用を徴収するような、姑息なことをしないとわかって、さらに信頼感が増しました。

引越の準備ははやく始めよう

 今回の引越は一番荷物の多いものでした。本がたくさんあって、アートのSサイズ35箱ほど使ったのですが、この荷造りがとても大変でした。段ボールと一緒に長いこと暮らしたくないと思って、10日ほど前から始めたのですが、大量の本は重たくて本当にしんどかったです。途中から疲れが腸にきたからか、引越前後で1週間ほど、下痢をするようにもなり、体力もおち、さらにつらかったです。引越業者さんの話では、1月前から箱詰めを始める人もいるそうで、その話を聞いた時はそんなに早くとナンセンスに思ったのですが、次回は私もそうしようと思いました。
 疲れてくると頭がまわらず、最後のほうは時間もおして、詰めなければとの焦りもでて、すぐにいるものの仕分けがかなりあまくなってしまい、引越をしてから、あれはどこにあるかな的な場面が繰り返されることになりました。
 次回の引越ではできれば、すぐ使うものと大事なものを事前に運び込んで、あとはゆっくり進めるような手を打ちたいなとも思いました。今回は引越当日まで残暑が残っていて、引越した途端に冬がやってきたような気温の変化もあって、冬服がどこにあるかを探し回るといった場面もありました。2週間くらい暮らせるような荷物の移動を先にできるといいなと思った次第です。

粗大ごみ収集日の前日を、引越の日にちにしよう

 引越の時に家具などを処分したい人は多いと思います。そういう方にお薦めなのが、引越の日にちを引越先の粗大ごみの収集日前日にすることです。これは、市区町村の収集場所を確認して、前日からだしても苦情にならないかを確認したうえでなければ、お薦めできない手ではあります。
 見積の打ち合わせの時に、アートに家具の処分の依頼もしたのですが、アートはリサイクル家電の引き取り以外は出来ないとの回答でした。ほとんどの引越業者が同様のようで、家具の引き取りをしてくれる引越業者は少ないです。そして引き取ってくれても、市の粗大ごみの回収にだすほうがはるかに安くすみます。今回、私はアートに断られたあと、引越の日程も決まったあとに、市の回収を確認して、たまたま収集日が引越の翌日だったこともあり、アートは回収場所まで運んでくれるということを知っていたので、実に都合よくことが運んだという次第で、家具を処分したい人で、日程をある程度自由にできる人には本当にお薦めです。

 アートの引越作業は前回同様の丁寧さで、安心してお任せできました。そのなかで今回びっくりしたのが、庭木の蜘蛛の巣を最初に払ってくださったことです。そんなところまで気をまわしてくださるということに、ちょっとした感動を覚えたのですね。そんな感動もあって、次回もアートに依頼したいと思っています。

 

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