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地獄の中学時代、あまり記憶もない
小学校と中学校の頃の記憶は
早く記憶から消してしまいたい
ちょっと過激なことを言ってしまいました
?!めめへぬひれもひです。
単刀直入に本題に行きましょう
僕の人生で一番思い出したくない期間
中学校のお話です
※ちょっと嫌な話が多いので、苦手な方はすぐに引き返してください!
1.まず荒れてる
これほど絶望的な見出しはないのではないかと疑ってしまうほどなのですが、まず荒れてます。ありふれた公立中学出身で、特に都会の出というわけでもなく、田舎の公立中学なんて荒れてる方が稀です。にも関わらず荒れていました、僕たちの代だけ……
第一に、問題児の集まりでした。いじめは日常茶飯事のこと、やれ暴言だの暴力だのことは、小学校の頃から当たり前でした。先生にとんでもないあだ名をつけたり、節分に給食で出てくる豆を先生に投げつけたり、人が人を殴ったり……
枚挙にいとまがありません。
第二に、モンスターペアレントの存在です。明らかにやばい子供が多数存在しているのにも関わらず、全く解消される気配はなく、何故なのだろうと疑っていたのですが、風の噂でモンスターペアレントが多すぎて先生も口出し出来ないのだという話を聞きました。何人か問題児の保護者を知っていますが、まあそうだろうなという感想しか出てきませんね……
そして現代がコンプライアンスやハラスメントが厳しい時代であることが運の尽きでした。体罰は確かにいけませんが、怒鳴るでも叩くでもしてくれたらまだマシだったのかもしれません。でもそんな手段教師に残されていないわけですから、もう終わりです。
小学校の頃からこう言ったことが当たり前であったと述べましたが、中学校は2つの小学校の学区が合わさるような形になっていました。
どうやらもう一つの小学校では、「あっちの小学校はずいぶん荒れているらしいから、中学では気をつけろ」と警告が出たと話を聞きました。なんて不名誉なんだ……
2.いじめの温床
いじめなんて当たり前だし、教師による黙殺なんて当たり前ですよね。
また終わりみたいな文章です。でも、これが普通なので事実を述べたまでです。事実陳列罪に当たるというのであれば、それはそうかもしれませんね。
実際僕もタックルされたり、投げ飛ばされたり、突き落とされたり、殴られたり、投げつけられたり、壊されたりしました。全部1人による犯行です。うーん、許してません。
でも、そいつの人生はまるで上手くいってなさそうなので、まあ当然だなという感情でおさまりました。もしもいじめっ子の人生がうまくいっていたら、僕は今頃犯罪者かもしれません。まあ、よく考えたらいじめっ子如きに破壊される人生なんて送りたくないし、そんなの負けた気がするので、もしそいつの人生が薔薇色でも、案外今と同じ心境かもしれませんが。
モンスターペアレントの存在もあって、いじめはあってもないものとして取り扱われていました。学校で行われるアンケート、どれくらいちゃんと処理されてたんでしょうか。……これ以上は何も言わないでおきます。
不登校、たくさんいましたね。中学の卒業式で、呼ばれない名前が大量発生していて流石に引きました。
卒業式すら来ないんだあ……となりましたが当然ですね。あんな学校にいて心が病んだら、僕なら2度と行けません。病まなかった理由はただ一つ。それだとあんな問題児ごときに負けた気がして悔しかったからです。
ちなみにですがいじめは無差別でした。気に入らなかったら殴るというシステムなので、全児童がターゲットです。ゴミ箱がひっくり返ったり、コンパスが教室を飛んだりしたこともありました。クラスの中心人物であっても喧嘩が起こればいじめの標的でしたし、本当に誰でもターゲットになり得ました。
誰かが誰かの悪口を必ず言っている世界線。今すぐにでも辞めたかった小中時代は、今の他人への寛容さにつながっているとも取れます。まあ、2度と戻りたくありません。というか、そんな思い出全て消したいです。
3.反面教師
問題児が集まりすぎたせいか、他校で問題を起こしたと噂される教師の島流し先が私の学校になるという珍事が発生しました。
前の学校で児童を殴ったという目撃のある教師や、生徒を馬鹿呼ばわりして教室の後ろに立たせる古典的思考の教師まで、バリエーションはさまざまでした。
一貫して言えることは、教師なのか疑うレベルで人間性がなっていないということです。
もちろんいい先生もたくさんいました。でも、半分くらいは頭のネジがどこかに飛んでってるというか、壊れてたんですね。困りますよね本当に。
体験談なのですが、理科の先生に「課題のプリント集めておいて」と言われたことがありました。その指示通りにプリントを集めておくと、先生が激怒。「何余計なことやってんだ、俺は一言も言ってないぞ!!」と荒ぶり始めました。
このとき、早くこの小学校辞めたいと思いました。ちなみにこれが小学校の話な時点でもう察してください。この話に碌な登場人物はいません、1人も。
4.万引きと金髪
万引き、当然いました。万引きが出たクラスの担任は新任の先生で、そのストレスからおかしくなって教卓に膝蹴りを入れて曲げたとかいう話を聞きました。あまりに不憫です。
金髪、いました。金髪を指導されると、次の日から学校にこなくなってて戦慄しました。
ほんとに書き起こしてみると嫌な学校だな
これがリアルな感想です
修学旅行さえ思い出したくありません。その他全てのイベントも、日常生活も、あの3年間は存在自体が黒歴史です。全て消してしまいたい、あんなものに価値はないと断言します。
5.不登校とストーカー
さて、僕がどうしても話したかった本題。中学時代の大事件、元不登校にストーカーされる事件です。
あんまりちゃんと話すと重いので、簡単にまとめましょう。
元不登校の子が、1年から2年に上るタイミングで、学校に再登校し始め、偶然その男子と隣だった僕は、その子に話しかけてみました。
すると案外普通の子であり、じゃあ大丈夫かと仲良くするうちに束縛が激しくなり、登下校一緒(家は全然違う方向)、移動教室一緒、他の友達と話していると監視される、執拗に手を繋ぎたがられる、執拗にセクハラされるといった地獄が始まります。
男子同士のセクハラなんて、まあ遊びの範疇ならたまにあるじゃないですか?でも、それを超えていました、明らかに。ふざけて触るとかのレベルじゃありません。
あの時初めて人間に性的な感情が宿っているのを目にしました。
結論から言えば、その子は人と関わったことがなさすぎて、コミュニケーションの取り方や距離がわからずに、「友達」という概念がさまざまな段階を通り越して「恋愛」という概念にまでぶっ飛んでいた、という状態であったと言えましょうか。
とはいえ、ちゃんと言えば彼は同性愛者だったのでしょう。LGBTQを否定する気はさらさらありませんが、その気のない人間に言い寄られても困ります。中学生なら尚更戸惑うに決まってますよ。これでセクハラまでされていたんじゃとんでもありません。
段々と逃げるような態度を取るようになり、最終的には先生も交えた協議を行い、ほぼ断交といったような結果になりました。良いんだか悪いんだか……
今でもその子のことは複雑に思っています。家庭環境や、元々馴染めていなかったであろう小学校での様子、中学1年時のいじめの様子を伝え聞くたびに、彼も被害者なんだろうなと思うようになったからです。
僕にとっては当然加害者で、顔も見たくなければ声も聞きたくありません。でも、彼から見たら僕は初めて出来たちゃんとした友人で、その友人から突然冷めた態度を取られるというのはある意味裏切りに近い印象を持ったことでしょう。
そのうえ彼の身の上を知るたびに、からの人間関係の構築における問題点や、コミュニケーションにおける問題点が、そうなっても仕方ないと思えるようになってしまいました。同情までは出来ませんがね。
今でもごく稀に連絡が来ます。でも僕はそれを拒めずにいます。友人として楽しく過ごした期間も確かにあるし、彼が純粋な悪意を持って僕と接していたとは言いづらいからです。
そしてこのさまざまな根源は、彼の家庭環境もそうですが、やはり学校生活にもあるでしょう。どうやら相当ないじめがあったようです。僕と彼で歩いている時にも、道端で突然彼が暴言を吐かれることがありました。どう考えても異常ですよね。
彼とまた仲良くなろうだなんて、一生かかっても思えませんが、絶交しようとまでは思いません。これは、いろんなことが生んだある意味二次災害のようなものだったような気がします。
言葉にするのが難しいけれど、彼には頑張ってほしいです、真っ当に生きれるように。そのステップの一段目に自分がいれるのだとしたら、これまで彼の身に起きたさまざまな不幸をリセットできる良い機会になるのではないかと思っています。
6.さいごに
場合によっては嫌な気分になった人もいるであろうこと、謝罪申し上げます。
こんなに書いてきて何ですが、良い思い出もなくはないです。でも、良い思い出ごと消してしまっても、良いと思えるほど死を考えた3年間でした。
とはいえ学校に通い続けて良かったとは思っています。平和な高校に進学し、もっと平和な大学に行くことができたからです。勉強は大事ですね。
あとは、諦めたら負けですね、何事も。他人の我儘なんかに自分の人生を台無しにされるなんて、腹立たしいこと極まりないですよ。尊くて唯一無二の人生を送るはずの私の人生を邪魔するなって話ですよ。そんなメンタリティで生きてます。それが教訓です。
今回のnoteはここまで。
今の環境に感謝しつつも、たまに頭をよぎる中学時代。いつかそんな中学時代さえも笑える日が来るでしょうか。来たら良いな。
読んでくださりありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。