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★唐揚プロポーズ大作戦
R6.11.22(金)
高校2年になる娘は、明日の彼氏と一緒に食べる昼食のために、唐揚げの下準備をしていた。レシピと揚げ方は私が教えた。
娘は、調理しながら私のアームバンドを腕まくりした腕の地肌に直接着けていた。私のアームバンドは、100均の伸縮するバネタイプ。どうやら私がキッチンに立つ時にいつもアームバンドをしている姿を見て、調理に必要な物と思っているようだった。娘は、「腕の毛が挟まって痛いんだけど、これ何?」と聞いてきた。
アホじゃん。
唐揚げの下味調味料を袋にいれ、肉をモミモミしていた娘は突然、「アレクサ、バタフライかけて」と言い出した。もしかして、彼氏のために唐揚げ作る自分によっちゃったの?
と私が聞いたら、恥ずかしそうに認めていた。思わず「えっ」と笑っていたら「婚活しているお父さんに言われたくない」と言い返された。まー確かに、となんか納得してしまった。
美味しいく揚がった唐揚げを一緒に食べながら、そんな会話も楽しかった。頭の中が完全に薔薇色になっていた娘の言動に笑った。
娘は自慢の唐揚げを彼氏に振る舞った。唐揚げを食べている彼氏に18歳で結婚したいと娘がプロポーズすると、「二十歳まで無理。」と断られた事を、娘は教えてくれた。そんな事を父親に話す女子高生ってどうなの、と思いつつも、話してくれる娘を可愛く思う。
娘は早く結婚したいらしい。それにしても、18歳で結婚できなくて、20歳なら結婚できるという、彼氏のその考え方が分からない。