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「様子をみましょう」と言われたとき思い出してほしいこと

今日もご覧いただきありがとうございます。

我が子の就学前健診が近づいてきました。
仕事柄いつもは相談を迎える側なので、
心のおきどころが妙な感じの
ハイセンスママです。

そんなこんなで今日は、
ハイセンスファミリー独特の話ではなく
世のお母さま方とシェアしたい話を書いてみました。

発達相談などに行ってみたものの
「様子をみましょう」となったときに
ハイセンスママあんなこと言ってたなぁと
ヒントになることがあれば幸いです。


「様子をみましょう」はゴールかスタート地点か

お子さまの育ちに立ち会う中で
その発達に関して「様子をみましょう」と
言われたことはありますか。

元々 何も気にしていなかったとき
ずっと気にかかってやっと相談できたとき

状況によって
その言葉の印象は様々かと思います。

「様子をみましょう」は
階段の踊り場のひと休み
中間地点のようなものでしょうか。

世に溢れる専門家の意見

我が子が産まれ育ってゆくとき
色々な専門家と出会ってゆきますよね。

医療だったり、教育、福祉…
それぞれの分野の専門家が
専門ごとに大切と思われることを
色々教えてくださるかと思います。

世の中は雑多な情報に溢れていますから
戸惑うことも多いでしょう。

その中から信頼できる情報を
多面的に集める、知っておくことは
子育ちに寄り添うとき
確かに強みになるかもしれません。

たったひとつの母の勘

ただし「母の勘」
これに勝るものはないと私は思っています。

なぜなら
それぞれの分野の専門家は
それぞれにおりますが

今、目の前にいる
あなたのお子さん専従は
あなたしかいないのです。

あなたはあなたのお子さんの育ちに関して
ひとりの立派な専門家なのです。

その違和感を大切にされてよいと思います。
腑に落ちるところまで
相談されてよいのだと思います。

ところが

相談をしてみて、答えが出た場合
方向性がみえてきた場合は
自分たちのタイミングで
進んでゆくことになるかと思いますが、

「とりあえず様子をみましょう」

そう言われて もやもやと日々過ごす
そんな経験をされる方も少なくないと思います。

専門家は何故「様子をみましょう」と言うのか

それはずばり
大丈夫かもしれないな

と思うからです。

この子で、このお母さんなら
まぁ大丈夫かな、と。

だから、大丈夫じゃなかったら
いつでもSOSを出してください。
相談をしてください。

そして
母の勘を頼りに必要なら、
別の専門家を迷わず探してください。

専門外の分野に関しては
素人ということもありますし

専門が違うだけで
見えるものや方略が
全く違うこともあります。

母の勘が「そうじゃない」
という間は、食い下がって
あなたの勘にフィットするところ
専門家を見つけてください。

心にとめてほしいこと

最初は戸惑うかもしれませんが
「様子をみましょう」と言われたとき
思い出してほしいことは、

その日までのあなたのやり方で
大丈夫
だと

その専門家が判断したということです。

まずは今日までの日に
安心してほしいということです。

そうは言っても
OKラインの目安がなくて
苦しくなる日もありますね。
(そんなものは必要ないと知っていても)

今後の目安について
聞いておくと安心かもしれません。

この子の場合は、
何歳頃または何ヶ月後
どんな状態だったら気にした方がよいか、
クリアできたかチェックしたい
先の発達の通過点なんかも
聞き出せると安心ですね。

どのお子さんも何の心配もなく
大人になってゆくなんてありえませんから。

どうか自信を持ってくださいね。
そして安心して
大切なお子さまとの かけがえのない今を
過ごしてください。

発達はレースではありません。

軌道修正もいつでもできます。

言語聴覚士の中川信子さんが
療育とは丁寧な子育てである
そう言われていました。

大丈夫ですよ。

お子さまには、あなたがいれば
あなたがいるだけで大丈夫。

踊り場で息を整えて
次の階段へ進めばよいのです。

実際には日々は階段ではなく
高速で宇宙を突き進む地球に
へばりついて
今日を生き残る
それだけで万々歳ですよ。

どうか気楽に。

あなたと大切なお子さまが
今日も笑顔でいられますように。

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