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病気を治すこととコーチングの類似点について

おはようございます。自己実現メンタルコーチのしんかいさんこと新海智子です。

昨日、おとといと東京はとても気持ちの良い空でした。そして、昨夜は2022年最後の満月の日。とってもきれいな満月をうっとりと見惚れておりました。皆様も見られましたか?

今日は、病気を治すこととコーチングの類似点について書いてみます。看護師であり、コーチである私ならではの記事になったらいいなと思います。

この記事はこんな人に役立つかも
▷コーチングについて知りたい人
▷慢性疾患に悩んでいる人
▷コーチを選ぶ時のポイントを知りたい人


「あなたは、健康ですか?」



そもそも、あなたにとっての健康な状態ってどのような状態でしょうか?検診の結果がオールAだからという人もいれば、生活習慣病はあるものの、内服してコレステロール値が正常範囲ないだから健康ですという方もいるでしょう。

また、少々の腰の痛みはあるものの、大体OK!毎日、おいしくご飯を食べれて、眠れて、楽しいから健康ですという方もいらっしゃいます。

健康の定義って人それぞれ違うのかなって思います。

東洋医学の話


私は病院の看護師なので、普段は西洋医学のケアに携わっているのですが、私自身がお世話になっているのは、東洋医学の先生です。

西洋医学、東洋医学それぞれいいところがあると思いますが、私の場合、慢性疾患(慢性鼻炎)なので、東洋医学を選びお世話になっています。

人間には自然治癒力というのがあって、病気になっても治そうという力が備わっています。

ナイチンゲールの発見した看護は、患者さんの自然治癒力を最大限に発揮できるように看護することが、看護師の役割だと言っています。

私達看護師が看護学校でまず習う、ナイチンゲールの『看護覚書書』にはこのように書かれています。

「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静けさ、などを適切に与え、食事内容を 適切に選択し与えること。こういったことのすべてを患者の生命力の消耗を最小にするよう整えること」

たとえば、クリミア戦争の時に、不潔なトイレを綺麗にして、感染症(菌)を増殖させないよう努めたり、部屋の換気を徹底的にしたことによって、劇的に感染症を減らせた、と発見したことです。

そして、薬については自然治癒力を向上させる為の環境を作る役目であると言っています。たとえば、熱が出だり、咳が出たりすると、体力をどんどん消耗してしまいます。

すると、自然治癒力が低下してしまうため、解熱剤を使って対処療法(その場限りの治療)をして、熱を下がった時に食事をとったり、鎮咳薬を使って咳を鎮めその間に入眠したりすることができ、体力をつけて自然治癒力を高められます。

西洋医学でも、その考え方がありますが、東洋医学のほうが、その考え方を重点に置いて患者さんを診ています。要するに、本人が自然治癒力だったり、自己修正力を発揮するためのお手伝いをすることが治療という考えです。

病気を作っているものは何かを考える


東京女子医大の青山自然医療研究所クリニックの前所長である川嶋朗氏によると、

・患者さんが口にする後悔こそ、病気になった原因である可能性が高い。

・病気は自分が作っている。病気が悪くなるか、良くなるか、その人の考え方や態度次第。病気に負けてよくなろうという意欲を無くしてしまえば、快方に向かうことはない。

・病気は「こんな生活や考え方をしていたら、とても健康ではいられませんよ」と体と心が発するSOS。

とおっしゃっています。私もこの考え方には共感をしています。

たとえば、「病前性格」という考えがあります。それは、ある病気になる人の気質が似ているという考え方です。

有名なのは、A型行動です。アメリカの心臓専門医フリードマンが、気が付いたことです。

循環器の待合のベンチだけが、なぜか前側だけ擦れている、ということ。それは、椅子から直ぐに立ち上がれる用に浅く腰かけている患者さんが多かったということ。

せっかちで、競争心が強く、負けず嫌い、いつも時間に追われ衝動性が高い傾向の方が多いということが分かっています。

たとえば、自己免疫疾患。自分で自分の細胞を攻撃してしまう病気ですが、几帳面で生真面目、自分でなんでもやろうとして抱え込み、出来ない自分を責めてしまう。

自分を責める(攻撃する)気持ちが自己抗体を作らせてしまい、自分傷つけてしまうのではないかという話もよく聞く話です。

さまざまな病気を治すには、今までの行動や生活習慣だからこそ作ってしまったと考え、その行動や生活習慣を行動変容させていくことで、
少しずつ、少しずつ改善されていくと東洋医学、伝統医学では考えます。

東洋医学治療とコーチングって似てる!コーチを選ぶポイント


私はこの考え方は、コーチングとよく似ているなって思っています。

具体的には、行動をなかなか出来なかった人が、なぜ行動できないのかに気がつきし、自己理解を深めることで、前に進むことが出きる。

いつも途中で頓挫してしまう人、それにはいつも同じ原因、いわゆる自分を信じられない何かがある。それをコーチングというコミュニケーションの手法で探していき、突き止めることで、乗り越えていく。
そんな風に行動変容をするのがコーチング。

そして、東洋医学の主治医やコーチを選ぶポイントとして、私が考える大切なことがあります。

それは、ありのままいわゆる「あなたが本当の自分でいることを許してくれる人」です。嘘のない本当のこと、真実を語り合い、聞き合うことによってか真の自分を生きることができるとカール・ロジャースが言っているとおりです。

そういった人に出会えると、いい治療であったりいいコーチングが機能すると私は思っています。

ある意味、「恥を晒すことができる人」であると思っています。恥というのは、自分で作り上げているものです。他者が聞いたらたいしたことないこと けど、自分にとっては言いづらい隠したい恥ずかしいことです。そんなことも言える人を選ぶと効果的だと思うんですよね。

そして、あなたの心の声に一緒に耳を傾け「こうゆうことかな?」「そっか、そうゆうことだったんだ」と探るように、少しずつ少しずつ玉ねぎの皮を剝ぐように、一緒に確かめながら、良い方向に一緒に向かっていく。
それが東洋医学とコーチングの類似点だと私は思うのです。

読んでくださりありがとうございました!
今日も素敵な一日をお過ごしください。

【参考文献】 川嶋朗 『医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト』


焦りは禁物!
玉ねぎの皮を剥ぐように、
少しずつ少しずつが鍵!!

いい方向へ向かうことを
一緒に探していきましょう。

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自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと 新海智子

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