『気構えとは』
『気構えとは』
今日は先生と気構えの話をしました、メンバーにも聞いて貰いたいと思い投稿します。
「空手は武道と言う道徳の部分を持ちながら、武術としての練度を高める稽古を行う。
武においては時として荒ぶる程の気構えを持ちつつ、その気を修めんとする道徳の部分を持つことが大事だと感じている。
それらは普段の稽古から身に付いていくことで、頭で分かっていても、なかなか思う様にするまでには時間がかかる。それが鍛練と言うものかもしれない。
理想で言えば、一つの分野に止まらず、どの様な動きにも対応出来る様に考え、己は持つ技で対応出来る様に磨きをかける、それを持ちつつ実社会での、人の道徳としてどうするのか、状況下の中で試されると考える。
それらが 日本文化としての空手の良さだと思っているが、近年、少しばかり違って来ているように思える。道徳が分からず、又崩れ、それよりも、責任のない権利を振りかざそうとする様にも思える。
武の黒帯は値打ち有るものだと思っているが、それは其々の個人が、どう持つかが問われている気がする。
荒ぶる力だけでもなく、言語を並べるだけでもない。
出来る出来ないではなく、やろうとするか、否か、結果はその後、結果も大事だけど、それに目が眩んだら 覚悟は身に付きにくいかもしれない。」
先生の話でした。
押忍!
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