みっきーのリアル登山者の端書き#722『山と麓と』
登山をするためには、まず登山口にたどり着かないといけません。
登山口は概ね里と山との境にあり、交通の便が良くないので車で向かうことがほとんどです。
何回か同じ山に車で向かっていると、段々その登山口周辺のお店や雰囲気などに親しみが湧いてきます。
登山という活動は「山に登る」というアクションだけでなく、そこまでのアプローチも含めた連続したものです。
切り取って考えず、麓の雰囲気も連続させて登山という活動を包括的に見ていくことで、その行動自体の質が豊かになっていくように思います。
登山以外でも、連続性を感じることは大切ですよね。
現代科学はどちらかというと「分解」「分析」を主にした分野ですが、これからは「統合」「包括」などが重要視されてくる時代となると思いますので、同じ展開として「連続性」も重要なワードとなっていきそうです。