みっきーのリアル登山者の端書き #466『五ノ池小屋の思い出』
御嶽山に登るにあたり、過去の御嶽登山の際の写真を振り返ってみると、一枚のにぎやかなテーブル写真が見つかりました。
五ノ池小屋に宿泊した夜の写真なのですが、そのときの宿泊客はたしか8名程度と少なく、全く面識のないメンバー同士ながらも夜は一緒になってご飯を囲んで話し込んだのを覚えています。
テーブルの上に載っているのは、それぞれが持ってきた食べ物や登山道具。
道具や食べ物からも、それぞれの登山者さんのスタイルや嗜好などを感じました。
お酒が好きで重くてかさばるのがわかっていながら瓶で持ってきてしまう方。
山で淹れるコーヒーにこだわって、最新のドリッパーを持参されている方。
フィルムで撮るカメラにこだわる方。
山の中でも、山小屋というものは特に縁が深く繋がる実感があります。
それは「合宿」というシステムがよく交流の中で使われるように、同じ屋根の下、同じ食卓というシチュエーションが、交流のハードルを低くしてくれるからなのかもしれませんね。
人と一緒に活動すること、その効果をよく知ることで人との交流をより楽しめるようになりそうです!