みっきーのリアル登山者の端書き #470『春日井三山』
春日井三山は、愛知県春日井市と岐阜県多治見市の堺にある低山帯で、道樹山・大谷山・弥勒山の三山の総称です。
私はこの山について通算30回以上は登っており、私の中で一番登っている山になります。
その理由は近さと居心地の良さの2つが大きな要因となっています。
名古屋市内の住む私にとって、1時間以内に登山口まで到着できる山はこの春日井三山と多度山の2つだけです。
そのアプローチのしやすさと、ゆったりと寛げる上にあまり人が来ないおかげで空いている東屋( 壁のない簡易休憩小屋)があるおかげで、いつも優先的に登山の選択肢に上がりました。
私の登山スタイルはどちらかというと山頂に至ることよりも、山中でどれだけ楽しさを満喫するかに偏っています。
その楽しさは主に食べ物に集約される事が多く、夏場では冷たいものを楽しむためにクーラーボックスとかき氷機を積んだり、冬は携帯式のピザ焼きオーブンを積んだりと、多くの現地調理を楽しみました。
そのためにはゆとりがある休憩所が必要で、かつ近所にある春日井三山は私にとってぴったりな存在だったのです。
ほんのハイキング気分で登れる低山にも関わらず、折りたたみアルミテーブルまで積んで一杯の荷物で登る私は、常連の登山者さんに「塗り壁」( アルミテーブルを背負っているとまさに妖怪そのもののようだったので)と噂されるほどでした。
私の山の楽しみを回を重ねるごとに強めてくれたこの山は、私にとって強い思い入れがあります。
今でも娘と共にこの山を登っています。
近所の山として、これからもご縁を深めていきたいところです。
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