みっきーのリアル登山者の端書き#586『リーダーの居場所』
以前の投稿で、登山の隊列は先頭がサブリーダー、最後尾がリーダーという内容に触れました。
そう、最も重要なリーダーが最後尾にいるのです。
明確に教わったわけではないですが、その理由は「メンバー全体の様子を後ろから眺めることができるから」だと思っています。
登山はあらかじめ決まったルートを歩くだけなので、ルートを間違えないというある程度のスキルがあれば先頭を歩くことができます。
なのでリーダーは全体の管理に専念することができます。
ひとりひとりが辛そうではないか、調子が悪くないか。
そうしたものを意識して、安全な登山を目指します。
ある程度ゴールと道のりの共有ができていれば、そうした先頭ではなくてそうした立ち位置にいるのもリーダーの居場所なのだと、登山の事例から感じます。