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記憶喪失になる恋

桃子先生の文章はパワーが有る。

文章を読む内に、涙が溢れてくる。私の内側から、抑えていた私の悲しく辛い気持がふつふつと湧き上がってきた。

湧き上がってきては私にその思いを外に出すようにと急き立てるのだ。

・・・・・・

真面目な人
頭のいい人

なぜかわからないけれど私には最初に会ったときに片割れ氏から並でないほどに感じられた。

そしてもう少し話していく内に、これまたなぜか、もうず〜っと前から知ってる人のような、

「それでねぇ、…」

とごくごく身の回りのこととか、自分の好きな食べ物のこととかを突然話しかけたくなるような、(まるで親戚のような家族のような)そんな不思議な距離感の人だった。

あとあとそれは唯一無二のひとだった縁が深かった、と気づくことになる。

そんなそんな大事な人と、突然さよならが襲ったときどうなるか、もう目の前まっくらぽん。

冗談抜きで、身を切るような…。記憶喪失になるような…。パニックになるような…。

始まりからのけぞるほどハードな恋は、その後の私を鍛え上げることになる。

私の想像以上の愛を、片割氏がもってくれていた。そしてこの私に投げかけてくれていた。それで私は、その墜落から助け出されることに…。

セラピーやヒーリングという人の心を扱う身では、こんな信じられないほどの辛さを味わうことで、大きく大きく成長させるための上から与えられたギフトだったのです…。



“別れたい理由は分からず、 相手の真意も分からず、 何も言われず、 恋の幕は降りたのだから……。”

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