分散投資の理由
株式、債券、不動産の3種類、さらに、国内、海外(先進国、新興国)といった9マス分類で、複数の資産に分散して投資しています。
世界的な不況時は、債券や預貯金に資金が集まり、債券や預貯金に資金が集まり過ぎると、資金の流通が滞るので、中央銀行である日銀が金融緩和や金利の変更など、大規模な経済政策を実行します。そうすると、「景気が良くなるかもしれない」という期待感から株式に資金が流入し、会社の業績が戻れば給料なども上昇し、不動産など現物に資金が回るようになります。
分散しておけばトータルでマイナスになることはないはずです。
国内だけでなく海外(先進国、新興国)にも振り分ければ、さらに分散でき、円安で円の価値が下がった時に海外の資産があると全体で資産の目減りを減らせます。
「財産三分法」は、手持ちの資産を「預貯金」「株式」「不動産」の3種類に分割し、政治や経済の状況によって持ち分の比率を調整することによって「リスクの回避」と「運用の効率性」を確保するためのポートフォリオです。
預貯金を「債券」に、不動産を「リート」とすれば、投資信託でも財産三分法が可能で、損をしにくいポートフォリオをつくれますよね!
9マスに分割された資産のいずれかに該当する投資信託を購入し、9マスそれぞれの資産の景気状況をチェックし続けていけば、投資信託の売り時、買い時は自然と判断できるようになるはずです。