身体に力が入っていませんか?
気がつくと握りこぶしを作っていました。
無意識に体に力が入るのは、運動をする時にもありますが、集中力を必要とする時や難しいことに取り組む時、勇気を出す時などもあります。
そして、不安や緊張、恐怖などのストレスがある時にも起こります。
起きている時に握りこぶしを作っていることに気づいたら、意識して手を広げリラックスするようにしています。
ところが、寝る時にもお腹の上で握りこぶしを作っていることがありました。手を広げて腕を体の横に置いてみるも、気がつくとまた握りこぶしがお腹の上にきていました。
冬だったので寒かったのかもしれません。時期的に不安・心配があったのかもしれません。暖かくなり、状況が変わって寝る時の握りこぶしはなくなりました。
身体に力が入っていると、固くなり動きも悪くなりますし、疲れやすくなります。病気になる前はこんな感じかもしれません。
世の中のしくみは、健康であるという前提で作られています。病気になったとしても、風邪や特効薬のある軽い病気など1週間もあれば治るだろうと考えられています。だからでしょうか、1週間では治る見込みのない状態になるとどうしてよいか不安になります。薬では収まらない、どこの病院に行ったらよいかわからない、そんな不調を抱えている人は実はたくさんいるのではないでしょうか?
正当なやり方は教えられているものの、それではうまくいかなかったという場合の対処法は意外と教えられていない気がします。受け身ではなく、自分から情報を探しに行くことが必要です。自分の状態をよく観察することも必要です。今後も新型コロナのような未知の病気が発生することも考えられますし、マイナーな病気になる可能性もありますので、これからの時代は「ヘルスリテラシー」なるものも必要でしょう。