子の誕生日
大きく成長している我が子を見ると、いや見ずとも感慨深いものがあり、我が家の子として産まれてきてくれたことに感謝しかありません。
ここから親バカの炸裂をお許しくださいませ。
金色のオーラに包まれ(笑)、鼻筋の通ったシュッとした、貴族を思わせるような顔立ちと気品のあるあかちゃん。
予定日より2週間早くなったのにもかかわらず、3400グラムで産まれてきましたが、見た目は細身でした。骨と筋肉がしっかりしていていたので、まあまあの重さだったんでしょう。
手足も小さく、爪も小さいのですが、しっかりしており、その身とその存在とともに小さいとは、そしてかわいいとはとても思えなかったのを覚えています。
なぜ可愛いと思えなかったのかというと、先人の生まれ変わりが我が家にやってきてくださった感覚がしたからです。かわいいと思うのが逆に失礼で、この方はわたしのお世話など必要なく(実際は必要なんですが笑)わたしになにかを教えてくださっているのだろう、とも思いました。
そこから産まれてから3ヶ月後、皮膚科医の先生がおっしゃるには中度から重度のアトピーになりました。
顔は膿だらけで見るに耐えない状態に。耳も切れ、全身湿疹だらけで、よくあの状態をあの小さな体で(私は大きさと偉大さしか感じませんでしたが。)耐え抜かれたな、と尊敬しております。
そのときの写真は一枚もありません。
ですが、記憶として鮮明に残っています。
5ヶ月になってやっと回復。
それから、生まれたばかりの顔つきとは全然違っていて、目がはっきりとし(鼻は高いままです笑)
それはそれはとてもとてもかわいい、生まれたときよりさらに整った王子様のような顔立ちに変わっていったのも鮮明に覚えています。
それから10数年経ちましたが、今も超絶イケメンです笑笑
自分は母親には向いていないな、この方(我が子ですが)に本当に申し訳ないな、ということが今でもまだ少しありますが、それよりもなによりも我が家にきてくれたことに心からありがとうと言いたいです。
そして、これからも健康で自分の好きなことで生きていけるように、と願うばかりです。