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シュウさんの憂鬱

今回の記事を見るにあたって注意

あくまで今回の記事は私(シュウ白河)側から見た視点のお話です。
登場人物がどういう心理でその行動をとったという真意はわかりませんので、もちろん自分に落ち度がある場合も当然ですし相手側の行動ももしかしたら意味があったかもしれませんのでそのあたりを考慮に入れてご覧ください。
どちらかと言えばかなり愚痴に近いお話ですので・・・

偶然なのか・・・??

今年の夏、ミラティブ関連で知り合った方から3人に「麻雀を教えてください!」というお話が来ました。
自分からすれば「なぜ自分に教えを乞うたがったか?」という理由が全く分からずです。
自分の雀魂でのデータはその当時ヨンマが雀豪1、サンマが雀聖3(現在は雀聖2)。
あとはミラティブで配信をしていたから3人とも自分の声を知っている、くらいでしょうか。

実際ヨンマでもサンマでも麻雀の技術向上を目指すのであれば誰かをコーチとしてコーチングしてもらう、というのはかなり効率のいい勉強法ではあります。
特にサンマに関しては動画媒体も少なく、麻雀戦術書もほとんどないのである程度知識を付けたら「実践する」「実践を自分で振り返る」「実践を他の方に見てもらい意見してもらう」というのはかなり有効なレベルアップの方法なのかな~というのはあります。
ただし、複数人から意見をもらおうとすると麻雀自体は人の性格が反映されやすいゲームなので複数の意見が出てしまい「どれが自分にとって一番感覚に合う選択肢なのか」というのを迷ってしまう可能性があるので「自分の感覚に近い先生(コーチ)を一人だけつける」というのが一番迷いが少なくレベルアップ出来る、とされています。

ちなみにヨンマの場合は麻雀AIの発達により有料であればNAGA、無料であればMortalに牌譜データを送り込んで悪いものを直そうとするだけでもレベルアップが出来るので先生がいなくてもなんとかなる、というお話があります。
ですが、AIが「どう考えてその手を選んでいるか?」という理由がわからないと結局自分の考え方を直せない、という可能性があるので難しいお話になってしまうので現状ではやはり先生をつけるほうが早いのでは?と言われております。

さて、ちょっとだけ話が逸れましたが元に戻りましょう。
登場人物はAさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人。
三人同時に来た、って話なのになぜ4人いるの?ってなると思いますが前段を説明するのに4人目の話をしたほうがわかりがいいかな、というお話なのでご勘弁を。

そして話のスタートはその4人目のDさんから。
Dさんはヨンマにどっぷりハマっており、とにかく上手くなりたいんだ!という向上心の塊でした。
元々はDさんには別の先生がおり、自分は対局の数合わせとして呼ばれたもの。
でしたが、練習対局として友人戦をしたときの一つの問題点さえクリアすれば間違いなく向上心に対して上手く軌道に乗せることが出来るという確信がありました。
それが「相手の捨て牌(河と呼ばれる)を注意深く見て、そこから相手のやりたい事を想像すること」を考えることが出来れば、というもの。
初心者から中級者になるにあたってぶつかる壁の典型的パターンですよね。
今まで自分の手牌にいっぱいいっぱいで相手を見ることが出来なかった、というものなので情報量としては3人分増えてしまいますがそれをこなす努力をすれば自然と危険牌もわかってくるし、自分の加点チャンスがどれくらいあるか、も見えてくるという比較的わかりやすいお話です。
Dさんの先生もそこには気づいていたのですが「レベルとしてそれがまだ難しいのではないか?」とためらっていたようでして自分がそこに切り込んだ瞬間、DさんもDさんの先生も信頼を勝ち取ることが出来たようだったのです。
それ以来Dさんは私と先生と同じような質問をぶつけてくるというのが続きます。
そこから「ネトマで上手くなりたい人を教えるにはどうしたらよいか」という自分の教え方の基礎が出来上がりました。
それはそれで自分にとってはプラスでしたがどうしても問題点が出てきてしまいます。
それが「麻雀教えてくれる人」としてだけの扱いで「一人の人間として教えてもらっている相手になにか感謝の気持ちだったり、こちらが苦しんでいるときに助けてくれるようなことをしていたか?」となってしまい、つまり「こちらのことを何も知ろうとしない、聞こうともしない、かと言ってちゃんとした感謝もない」となっているわけです。

なんとなく答えがもう見えたような気がしますが本編はここからです。

3人同時コーチングの前段階

そんなこともあってかDさんとは距離を取るようになりました。
その時に「色々教えてほしい!」と来たのがCさん。
Cさんが自分に興味を持った理由というのが「自分のやりたい麻雀スタイルに近いから」とのこと。
本来はCさんは攻撃型なので自分とはちょいとかけ離れていますし、なんなら雀魂での実績がある上位陣とも知り合いがいるのでそこにお願いしたほうがいいのではないか、と思いながらも引き受けることになりました。
そこから問題点が発覚したのは同時コーチングをやり始めた時だったのですが、それ以前にもかなりの問題点はありました。
ただ、麻雀に関して、ことサンマに関しては早い段階で自分を信頼していたようでこちらがコーチングしたことに対する実戦での成果が結構短い期間で現れました。
もちろんCさんが段位戦での対局数を多くこなしている、が大きな要因ではありますが「こういうことを意識してみよう」といったことに対してちゃんとそれが実践で現れてくる、というのがいいところ。
それを元に対局を振り返って良かったところ、悪かったところを精査出来るし、向上心も多くあって意識したところがちゃんと出来るようになっている、ってのをこちらに実績で見せてくれるのでこちらとしてもコーチングしやすさがあります。
Cさん自身も自分の身の上話をしてくれるので「どうしてその考えになるのか?」っていうところが作りやすいのもありました。
しかしながら3人同時コーチングを始めたころからある意味本性とでも言いましょうか、そういうところが見えてきてしまいます。

そして始まる3人同時コーチングの時期

そんなことをしていた今年の夏、Aさんから「麻雀を色々知りたい」、Bさんから「麻雀を基礎から知りたい」と話を受けます。
正確にはAさんのちょっと後にBさんの話があり、3人同時になっちゃうから不定期でやるのはブッキングしてしまう可能性があるからAさんは「月水金の20時半から」、Bさんは「火木土の15時から」、Cさんは「火木土の21時から」と設定しました。
こんな設定が出来たのも自分に時間的余裕がかなり多かったのがとても大きいのですがここに至るまで実は一つの事件があり、それが大きなきっかけとなってこの時間設定になったのです。
そしてそのことが3人それぞれの問題点を暴き出します。

Aさんの問題行動(前編)

Aさんが私を指名した理由は「ミラティブ配信をしていて声がわかり、麻雀に対して色々な考え方をしている人」というところからだそうな。
その当時、私はAさんの配信に行く意味の無さを感じていました。
原因は簡単で本人のスキルアップが無いから何度やっても同じことの繰り返しになるだけ、というもの。
なんですが、やたら私が良い!と言っていたので何とかしてみるか~くらいの勢いで始めます。
で、Aさんは「麻雀色々知りたい」からスタートしています。
雀魂ではサンマの雀力は雀士レベル。
となればほぼほぼ初心者です。
んでどこで麻雀を覚えたか?、そうミラティブの配信でAさんが友人戦募集枠を立てていたことになります。
つまり、Aさんにとって雀魂とミラティブがセットでコミュニケーションツールになっており、中でもミラティブ配信のほうが本命で雀魂はあくまでリスナーとふれあうためのツールでしかなかった、というところ。
じゃあ自分がこれを機に麻雀の面白いところを知ってもらうのが一番いいのかな?みたいな感じで考え始めます。
しかし、ここでコーチングに与えられた時間は1時間。
しかも友人戦メインでやっているからちゃんと思考して出来た牌譜もない。
そして「配信しながら友人戦をやっている」ということは当然「相手の思考を推理する」なんてことは考えておらず、そもそも自分の手もリスナーとの会話でまともに考える余裕すらない、というもの。
なので最初の2回はほぼほぼルール説明や用語解説で終わります。
そしてそこからついに問題行動が始まります。
それが20時にコーチング予約をかけていながら仕事などの諸々の事情で「今日は無しで」と言いながら「21時から3時間くらい配信をきっちりとやっている」ということをします。
まぁ、謎です。
「こちらが準備していたこと、わかってますか??」ですね。
これがなんと1週間毎日続きます。
さすがにこちらもブチギレ案件ですね。
連絡がついたとき、「なぜにそんなことが起こるのか?」「こちらのことを考えていますか?」ということをぶつけます。
このときの言い訳で全てを察しました、この人に信頼を置くのはそもそも無理だな、と。
それが「21時には絶対配信を開始したいから、それまでの時間が無くなってやることが出来なくなった」というもの。
つまりはこの人にとって「配信をすることが全体の中での最優先事項」であって他の物、他の人はそのツールに過ぎない、ということ。
つまり私のことを「人間として見ていない」ということが確定してしまったわけです。
しかもAさん、学生ではなく社会人。
まぁ、その後色々あったことを聞きますが、そもそも本人の信頼関係の構築が破綻しているのは間違いないのでしょう。
なのでこちらの提案として「まず曜日を固定し開始時間の固定、終了時間は話題にもよるのであまり考えない」というもの。
つまりこれが起点となって例の「Aさんは月水金の20時半から」となるわけです。

Bさんの問題点

Bさんの私への指名理由は私がやっている「サンマ王座の間検討配信」と「雀荘について色々知識があるから(アルバイトで働いていた経験があるから)」というもの。
ならば経験則で語ればそれなりになるのかな~と引き受けました。
んでそのBさんは麻雀に対しての考え方、取り組みはとても真面目でした。しかし決定的な弱点があり、それが精神疾患でした。
私も精神疾患を経験しており、つらい気持ちも理解は出来ます。
ただ、友達として信頼関係を構築しよう、となると障壁はとても多く自分をとにかく低く見てしまう人物なので相手が助けてあげよう、とする行動に対して「自分がいなくなればすべては解決する」という一番行ってはいけないところに行ってしまいました。
その原因となったのはオフでの友達付き合いだったようですが、自分がつらすぎるのか、友達に「自分のすべてを見てほしい」要求をしたようで、それを断られたのが原因の模様。
これが決定打となって自分から完全に心を閉ざしてしまい、オフ友達もネット友達も全て遮断したようで。
まぁ、結局この人も「自分を知ってもらうために相手のこともちゃんと理解しよう」っていう行動が全くなかった、という結論に・・・

Cさんの問題点

Cさんの問題点はシンプル。
「自分のしている行動が相手にどう見えているかがわからない」というもの。
つまり、こちら側から見ると本人は「好きになってほしい、好意を抱いてほしい」と言ってはいるが、だとしたら「相手のことを理解してあげる必要」があるし「相手が誤解を招くような行動」はしてほしくない、ってのが当然なはず。
それもあってか基本的に「自分が連絡を取りたいタイミングでしか連絡を取らない」という行動が多くなります。
「優先度は全て自分にある」という考え方で来るので予定を入れても突然のキャンセルは当たり前。
ディスコードでやり取りする内容も「相手がどういう状態かわかっていますか?」というのが無い。
つまりは「自分がしたことの影響度がどれくらいか?」というのがわからない、と。
なので「相手がどうしてほしいか?」という疑問を投げかけられたときに「わからない」という返答しか来ない、ということになります。
まぁ、それもあってか麻雀の考え方もどちらかと言えば自己中心的。
「なんでそんなことするの?」っていう疑問が出ているので「対戦相手が何をしたいか?」ってことが考えられない。
麻雀が強くなってくる過程で麻雀に対してそういうことが起きるのがわからなくもないんですけどね、自分の経験則では。
でも、プライベートでお話してもプライベートの出来事でそれが出来ない、となるとちょっと致命的かな~と。
そんな相手に「好意を持て」と言われましても、ってところ。
かろうじて友達付き合いは出来るでしょうけどねぇ・・・

Aさんの問題行動(後編)

前二人はある意味問題点がはっきりしてますから、本人が直すかどうかのそれが問題。
しかしAさんは違います、ここからさらに加速します。
前編での出来事があって時間指定をするわけですが、この月水金以外は基本的にこちらに対してのアクションはありません。
もうある程度予測できますよねぇ・・・
で、麻雀の何を覚えたいのか、技術力を高めたいって話なのか、面白さを知りたいって話なのか、全く何なのかがわかりません。
とりあえずこちらもどんなお話をしたらよいかと色々提案は出します。
しかしながら時に「それくらい初心者本見ればわかるでしょ!」「それこそググってみればわかることでしょ!」「なんなら雀魂のチュートリアルでもちゃんと説明があるでしょ!」ってことが多々出てきます。
そして当然ですが段位戦での実践なんてほとんどしていません。
つまり「どこまでお話を理解しましたか?」っていうところがまったくわかりません。
そんな中9月の最終日、問題行動が起きます。
Aさん曰くその日は月末処理があったから残業があった、とのこと。
なので20時半スタートが21時になります。
で、実際話してみると明確に疲れている声が聞こえる。
なのでこちらとしても流石にお話を叩きこむのは無理ではないかと「今日はやめようか?」との提案を出すのですがそれをかたくなに拒否。
かといって「何をしゃべればよろしいんでしょうか?」という状態。
スタートは本人がミラティブ配信でやらかした愚痴のお話。
よくある罰ゲーム企画のヤツなんですが、基本それってリスナー全員が得をしていますか?ってやつです。
さすがにそれはやってしまったAさんそのものに問題があるんじゃないの?って返すわけで・・・(ここだけで30分強取られている)
んでその後麻雀関連の映像でつなぐのですが、コンパクトにまとまっている雀魂動画なんてそんなありません。
ましてや本人がやりたがっているのはサンマ。
とりあえず場つなぎしていた通話開始から2時間後、「体調悪くなったんでここでやめで」と言われて通話を切ります。
その直後です、ミラティブ配信の通知が来ます。
「だったらなぜ早くそうしたかったんだ、と言わないんかい!」ってやつです。
まぁ、一応考えられる思考としては「配信をやる前にこちらと連絡をとっておかないと、そしてちゃんと麻雀の話をしないと配信をしたいがためにやめましたと思われるのが嫌だ」というのがありますが・・・
その翌日、「時間が1時間を超えるのが当たり前になっている」「自分が忙しくなっているからやる時間がない」との連絡が来ますが・・・
ってことは結局こちらのことを「人間として見ていない」という結論が簡単に出てしまう、配信だけのことしか考えてない、なんならその配信も自分の寂しさをまぎれさせてくれる道具なので配信に来ているリスナーですらテキストで話を面白くしてくれる道具、としてしか見ていない可能性もあるくらい・・・

こんな結論にしたくないのだが・・・

結果として自分に残ったものは何一つありませんでした。
それこそ無駄に時間を費やした、といっても過言ではないのかも。
逆を言えばこれを経験に一つ考えることが出来る、くらいなんでしょうかね。
とにもかくにも3人とも、なんならDさん含めると4人とも「相手のことが全く見えていない」「自分がしていることが相手にどう見えているかがわからない」「相手のことを理解しようとすらしない」という結論になってしまったのでした・・・

「自分のことを知ってほしい」、これは誰もが思うことです。
ですが、自分のことを理解してもらうためには「相手のこともちゃんと理解してあげよう」とすることが何よりも必要だと自分は考えています。
だからこそ「相手のほうがしゃべりやすい環境を作ること」だったり「その人がどういう思考でこのことを発言したか」というのを理解するのが重要なのではないかと。
もちろん自分を犠牲にし続けてもそれは疲れるだけなのでどこかでちゃんとその疲れをちゃんと取ってあげる必要はあると思います。
「情けは人の為ならず」それはどうしてか?、結果自分のところに戻ってくる。
これからもそこだけは曲げない自分であり続けたいなと。

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