バセドウ病について学ぶ事の大切さ

抗甲状腺薬での治療が困難となるまで私は、バセドウ病や抗甲状腺薬の副作用、様々な治療法に関しての理解が不足していた。

無顆粒球症という抗甲状腺薬の重篤な副作用も、ヨウ化カリウム丸単独投与という治療法があることも、自身が無顆粒球症に陥る一歩手前になるまで、恥ずかしながら知らなかった。

抗甲状腺薬での治療を断念せざるを得なくなり、アイソトープor手術しか自身に残された治療の道がないことを医師から告げられるまで、私はお気楽な受け身患者だった。

今度もまた、抗甲状腺薬で、寛解まで持っていこう!と単純に考えていた。

今回、バセドウ病が再発し、抗甲状腺薬治療が困難となりやっと、正しい知識を身につける事の大切さや、能動的に学習する事の大切さを改めて学ぶことができた。

13年前バセドウ病を発病した当時の私はガラ携ユーザーでパソコンも扱えず、SNSは一切やっていなかった。

今はスマホを使いこなし、SNSもやっている。

様々なブログ内で、甲状腺全摘出手術を経験した方のブログを見つけ、それを読むことで不安が解消されたし、多くのことを学ぶことができた。

またTwitterを通しては、自身と同じ病、自身と似た状況に置かれた人たちと出会う事もできた。

Twitterを通し闘病仲間ができ、その仲間たちから情報を得ることで、多くのことを日々学んでいる。

これからも、主治医・ネット検索・ブログ・Twitter上の闘病仲間から情報を得て学び続けよう!


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筆者のバセドウ病闘病歴
2008年:バセドウ病発症→直ちにメルカゾール内服開始/同年:メルカゾール副作用出現→プロパジールに変更/2010年:断薬/2011年:寛解診断/2021年9月:再発にてプロパジール開始/2021年10月:プロパジールの副作用にて無顆粒球症→プロパジール中止しヨウ化カリウム丸単独療法へ変更/2022年1月末:甲状腺全摘出

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