絶望

7月に入り、私の中で何かが崩れた。
もう疲れてしまった。学校に行きたくない。
その気持ちに気づいてからはもうあっという間に学校という場所にいることが苦痛になり、休んだり、さぼったり、遅刻早退を繰り返した。
もう義務教育ではないから休んだら欠課になり、単位が取れなくなる。もう休めない教科が2つ出てきてしまった。

おかしかった。4月から全く休みのない生活、ひとつ終わったと思ったらすぐ次の課題がやってくる。ろくに寝ずに何日も過ごした。授業も理解できない、長いし。休みも休みじゃない。友達もいない、最悪なクラスでのスタート。楽しみやモチベーションもなかった。

たった3ヶ月だったが、おかしいくらい長く感じた。通常なら忙しいと早く過ぎ行くが、まったくそんなことは無かった。とにかく苦痛な3ヶ月だった。

6月、臨地実習。泣かされたと噂があるいちばんやばいと言われている施設に配属され、孤独の中、詰められ指導され指摘され終了した。何を学んだかも分からない。考えても出でこない、書けない。この時点で少しおかしいと感じていた。頭が働かないな、と。

7月はテストや課題、自己学習、文化祭など短期間の中でこなさないといけないことが重なった。当然のようにみんなピリピリし始める。空気が悪くなる。
あ、もうなんか無理だ、と直感した。
このクラスで様々な課題を乗り越えるのは自分は出来ないし、そもそもクラスに馴染めていないし、4月から色々乗り越えてきて、もう色々頑張るのも疲れた、休みたいなと思った。

ご飯も食べれなくなって体重も減った。
幸い眠れてはいたが、気分はずっと落ちていた。動けなくなった。朝が無理になった。死にたいと思うようになった。自傷した。自殺企図もした。希死念慮がずっとつきまとう。
色んな人に話した、相談した。色んな策を考えてくれた。心療内科にも行った。薬も飲んだ。

家族以外の大人はやめてもいいよ、と辞める方向で話を進めてくれているが、肝心な親が何も理解してくれない。辛さも苦しさも。休んだら良くなるよ、休めというくせに単位は大事だからと矛盾ばかり。どれだけ休んでも今が辛いのに。変わらないのに。休んだら復活するとでも思ってるのか。理解してくれないことに絶望して自傷をするようになった。跡は増えるばかり。

死んでしまおうかと思っている。吊るか、降りるか、薬か何が楽なのか苦しいのか分からない。学校をやめたいだけでこんなになるなんて、自分も自分が分からなくなったし、怖い。やめられれば済む話でもなくなってきている。
簡単にやめれるとは思っていなかったけど、こんなに辛くてずっと付きまとって少しも進歩も解決もしなくてどうもできなくて、現実は辛いね。簡単に行かないもんだね...。
生きてる心地もない、生きる理由もない世界に
さようなら。

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