聞いたことあるけど知らない言葉「コングロマリット」
こんにちは。キャリアを考える上で、業態や用語の理解って大切ですよね。
そこで今回は、社会人1~5年目くらいの方が、聞いたことあるけど意味まで知らなさそうな用語をピックアップしてみたいと思います。
特に大手に勤めていると、自分の会社以外の仕事を知る機会ってなかなか少なくて、新聞でもよく知らない言葉は読み飛ばしちゃうぜ、という方多いんじゃないでしょうか。
今回取り上げるのは「コングロマリット」。
なにそれ?って方もけっこういるんじゃかいかと思います。
僕は初めて聞いたとき、アングロサクソンとかの仲間かな?と思いました。
(※アングロサクソン:主にイギリス人の元となる民族)
グロしか合ってませんが。
コングロマリットの一般的な定義は以下のようになっています。
異業種の会社まで合併などで吸収し、多種類の事業を営む大企業。複合企業。
要はいろんな業種を買収して事業をやってる大きな会社ってことですね。
ちなみに日本企業だとソフトバンクやソニーが代表的です。
ソフトバンクはいわゆる白犬お父さんの事業以外にARMというCPUを作っている会社や、ボストンダイナミクスというロボットの会社を買収し、どでかい構想に向けて事業をやっています。
ソニーもよく知られるテレビやPC、スマホ、音楽プレイヤー以外に、銀行や不動産なんかもやっていますね。
他には日立製作所や東芝もブランドの中で多種多様な事業をやっていますよね。
キャリアを考えるという意味でいくと、この"いろいろやっている"というところが、コングロマリットへの就職する際の悩みのタネでもあります。
日本は就職というよりも就社文化が根強いため、特に文系はなにかやりたくてこれらの会社に入社しても、希望する部署にいけるかどうかは運任せ。くじ引きみたいなものです。
コングロマリットについてもう少し触れていきましょう。
1、コンツェルンとの違い
2、ホールディングスとの違い
カタカナ言葉多すぎてわけわからんしー!という方もいると思いますが、なんだか似たような用語があるので、違いを見ていきます。
1、コンツェルンとの違い
コンツェルンはドイツ語で財閥という意味です。法学部出身だったり、高校で政治経済を真面目にやっていたりすると、聞いたことがあるかもしれません。
これは、企業が市場を支配するために持株や子会社の資本関係を使って規模を拡大する意味合いで使われ、独占禁止法のトピックでよく出てきます。
つまり、言葉としての意味はコングロマリットに似ていますが、実用的なニュアンスが異なります。
2、ホールディングスとの違い
ホールディングスは持株会社、たくさんの子会社の親会社という意味で使われます。
コングロマリットは買収後に事業経営もしますが、ホールディングスは子会社にお金は出しつつも事業経営は基本的におこないません。
これらはけっこう奥が深いので、みなさんも調べてみてください!
今回はここまでです!
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