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昔の旅先から意外なロングパス

「あれっ、この風景は・・・」

ベトナム旅のシェア会のために、
久しぶりにzoomを立ち上げた時、
「海辺の背景画像の中にいる自分の姿」
思わず目が留まった。

zoomの背景画像で感じた驚き

それは3年前に行ったフィンランドの港で、
複数の船や観覧車等が写っていた。(冒頭の写真)

私は、先日ハロン湾(ベトナム)から帰国したばかり。
現地で目にした風景の欠片が、3年前の写真にあった。

コロナ禍前の最後の旅とGWの久々の旅とが、
zoomの「背景画像の中の自分」を見て繋がったのだ。

旅のテーマで背景画像を変更

海外渡航が出来なくなった頃、
気晴らしに昔の旅のシェア会を時々していた。

zoomの背景画像は、その日のテーマの旅先。
ペルー、イタリア、グアテマラ、・・・と変えていき、
一番最後の会はフィンランドだった。

私はその後2年近く背景画像を変えそびれ、
フィンランドの画像にすっかりなじんでいた。

背景画像の現地で、実際に感じたこと

フィンランドの旅は、
レンタカーでの陸路がメインだった。

近くの島への海路は体験したが、
あまり印象には残っていない。

「海上からの景色も海も静かで、少し物足りない。
 もう少し動きがある方が、好みだな~
「まぁ、いいや。今回は海がメインでないし」

港近くに宿泊してシーフードを満喫したことで、
「なんとなく良い思い出」にしてしまっていた。

ヘルシンキの港近くでは、美味しいシーフードを手軽に満喫

今回の旅を通して、過去の望みに気づく

そして前回の旅から3年がたち、
大小2000の奇岩の景勝地である
ハロン湾の写真を見かけた時。

「ここは私の好みの場所だ!」と確信し、
久しぶりの渡航地に選んだ。

岩の芸術が集まったかのような
米国国立公園は今でも大好きだし。
ダイビングをしていた頃は、
まるでそれが水底に沈んだかのような
面白い地形の水中の景色が好きだった。

米国グランドサークルにあるモニュメントバレーの朝を楽しむ

そんな私にとって
奇岩が水面下と水上に出ているハロン湾は、
まさに好みの場所。

そして、今回は宿泊する大きな船から
適宜小回りの利く小舟に乗りかえ、奇岩巡り。

船上での体感を楽しみながら、
ダイナミックな奇岩の景色を楽しめた。
(マニアックすぎ・・・?)

ハロン湾では沖合の大きな船に泊まり、小舟に乗り換えて奇岩巡り
岩、岩、岩!大小2000の奇岩に囲まれるマニアな楽しみ(笑)


「もう少し動きがある方が、好みだな~」
という3年前の望みを、
無意識のまま今回叶えてきたのだ。

たぶん、3年前の私は写真手前の小舟に乗り、
縦横無尽に海路を楽しみたかったのだろう。
船舶免許も持ってるし(笑)。

そういう物足りなさは水面下に押しこんで、
縦横無尽に陸路を楽しめるレンタカーの旅
メインに楽しんで帰ってきたのだ。

ヘルシンキの港の写真を、ずっとzoomの背景画像にしていた

まるで背景画像の中の自分が、
当時の港では未消化だった水面下の望み
船で移動して楽しむことで、
叶えてきたかのような不思議な感覚。

当時どこかに放ったロングパスが、
今届いた
ような感じ。

この背景画像の中の自分を何度も見ていたので、
海上空間を楽しむ自分のイメージが
無意識に入り込んだ
のかしら!?!?

直感で選んだ旅先って、
けっこうこんな感じで決まるのかも!?

余談:セルフイメージと繋がる手段

最近、カメラマンの友達からこんな話を聞いた。

「僕がプロフィール撮影をした学生さんが、
 最近よく起業するんだよね」
「未来の自分に繋がるよう理想の姿を撮り、
 それをSNSの写真にしてもらっているんだけど」
「SNSの自分の姿って、実は一番見るのは本人なので、
 セルフイメージに影響するんだろうね」

その時は、
「ふぅ~ん、そうかもね」くらいだったけど。

今回のことを考えると、
無意識に見ている自分の姿の「背景」って、
実はかなり重要かも!
と、初めて実感。

SNSの写真やzoomの背景写真も
「行きたい場所」や「理想の空間」に変えた方が
早くそこに行ける、素敵な引き寄せがあるのかも!?

そして、これは単なる「風景写真」ではなく、
「その場の中に自分が写っている」
ことが肝要な気がした。
(画面合成でもOK)

これは、ちょっと実験してみようかな~。


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