東大生も笑撃!関西弁で解き明かす共通テスト英語2024~題6問【後半】
こんにちは!
フリーでオンライン英語家庭教師をしている
だいき先生です!
今回の記事では、2024年の共通テストの長文問題を、関西弁で翻訳することで、意味がわかりやすくなるのかという検証記事の後半パートです!
個人的には関西弁ユーザーとして、ぜひ直感的に理解できるようになってほしいな、というところですね!
受験生にも読んでもらえるように、きちんと受験で必須の語彙、構文などはワンポイント解説を添えているので、ぜひ勉強にも活用してみてね!
前半はこちら♪
逆にな、退屈な時はその反対になんねん。
「the opposite」は「正反対のこと」という意味の重要表現。"the + 形容詞"で「〜なもの」という名詞的用法
何かに集中してる代わりに、時間の方が気になってまうねん。
「Instead of + 動名詞」は「〜する代わりに」
この退屈が早よ終わらへんかなーって思うとる時は、時間がめっちゃゆっくり進んでるように感じるねん。
「cannot wait for + 名詞」は「〜が待ちきれない」という熟語表現。 否定文だが、実は積極的な意味(早く〜したい)になります!
「boredom」は「退屈」 bore(動詞)→ bored(形容詞)→ boredom(名詞)という品詞の変化を覚えましょう。
怖い気持ちも時間の感じ方に影響するんや。
「affect」は「影響を与える」という基本動詞。"effect"(結果、効果)との混同に注意! → affect(動詞)/ effect(名詞)の区別は頻出問題
「perception」は「認識、知覚」という重要な抽象名詞。 → perceive(動詞)から派生した名詞形。
2006年の研究でな、60人以上の人が初めてスカイダイビングを体験したんや。
「for the first time」は「初めて」
不快な感情をようけ感じてた参加者らは、スカイダイビングにかかった時間が、実際より全然長く感じたみたいやねん。
「participants」は「参加者」
「perceive A to be B」は「AをBだと認識する」という重要構文。 → consider A (to be) B との書き換えもよく出題されるよ!
「unpleasant」は「不快な」 → pleasant(快い)の反意語
「much longer than」は比較級を強調する表現。 → far/even/still/a lot + 比較級 など、比較級の強調表現は頻出!
第4パラグラフまとめ
感情(特に退屈と恐怖)が時間の知覚にどう影響を与えるのか?というのがポイントです。スカイダイビングをすると、恐怖や不安な気持ちによって時間がより長く感じるようになります。
心理的な時間ちゅうんは、人生の段階によっても違うように感じるみたいやねん。
「psychological time」は「心理的時間」
子供らって常に新しい情報に出会うて、新しい経験すんねやけど、そのおかげで毎日が印象に残って、思い出す時には長く感じるんや。
「constantly」は「絶えず」という副詞。類義語:continually, continuously
「encounter」は「遭遇する、出会う」という動詞。(=come across)
「make + 目的語 + 補語」は「〜を...にする」という使役動詞の構文。 → make each day memorable(各日を記憶に残るものにする)
それにな、誕生日や旅行みたいな楽しみなことを待っとる時は、子供らにとって時間がめっちゃゆっくり進むねん。
「creep by」は「ゆっくりと過ぎる」
「anticipate」は「予期する、楽しみに待つ」
「upcoming」は「近づいている、来たるべき」という形容詞。 → approaching, coming の類義語
大人はというとな、知らん情報に出会うことも少なくなって、新しい経験もめったにせえへんから、あんまり頭使わんでもよくなって、毎日があんまり印象に残らんようになんねん。
「rarely」は「めったに〜ない」。 (= seldom, hardly ever)
「be required」は「必要とされる」という受動態。 → require(必要とする)の受け身形。
でもな、いっつもそうちゅうわけやないねん。
this is not always the case は「必ずしもそうとは限らない」という慣用表現
仕事変えたりとか、新しい街に引っ越したりとか、そういう大きな変化があった時は、日課がガラッと変わってまうねん。
「be shaken up」は「大きく変わる、乱される」という受動態の重要イディオム。
「drastic」は「劇的な」という形容詞。 → 類義語 dramatic, radical
「relocate」は「移転する」
そういう時はな、その人らの時間の流れ方が、子供らと似たようなもんになんねん。
「passage of time」は「時間の経過」
「similar to」は「〜に似ている」
せやけど、一般的に言うたら、大人になるにつれて時間の流れが速なっていくように感じるねん。
「generally speaking」は「一般的に言えば」という副詞句。 (= in general )
「accelerate」は「加速する」
第5パラグラフ
前パラグラフ「大人の時間感覚」の例外について書かれています。特に、環境の大きな変化がある時は、大人でも子供のような新鮮な時間感覚を持つことを説明しています。ただし、全体的な傾向としては年齢とともに時間が加速して感じられることを締めくくりとして述べています。
心理的な時間のことを知っとくと日常生活に役立つねん。だって退屈な時の対処法になるかもしれんからな。
「deal with」は「〜に対処する」という重要イディオム。 (=cope with, handle)
何も考えてへんで時間のことばっかり気にしとったら時間がゆっくり進むから、本読むとかそういう夢中になれることに切り替えたら、退屈も和らいで時間も早う過ぎていくようになんねん。
あくまで主節は「changing... will help」。Becauseから始まる従属節が長いので、惑わされないように!
「engaging」は「魅力的な、夢中にさせる」
「ease」は「和らげる」という動詞。 (= relieve, reduce)
今度「楽しい時間は飛ぶように過ぎる」って聞いた時は、このことを思い出すはずやで。
The next occasion thatは「次に〜する時」という意味の名詞節。 (=The next time that)
「Time flies」は「光陰矢の如し」という慣用句。
第6パラグラフ
心理的時間の知識の実用的価値
退屈への具体的な対処法
「時間は楽しい時に早く過ぎる」という格言の科学的裏付け
などで文章を締めくくっているよ!
おわりに
関西弁にすると、少しは読みやすくなったのではないでしょうか?それにしても、私が受験生だったころのセンター試験と比べると、読み応えが上がっているのは事実のようですね。少しでも受験生の目に届いて、お役立てできればうれしいです。
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