神奈

小説初心者ですが、応援宜しくお願いします。

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短編小説 美しい女

その女は大層な美人だった。 顔、スタイル、どこをとっても人間にはとても思えないような美しさだった。 それもそのはず。 女は人間ではなかったのだ。 ある金持ちが娯楽でつくったロボットであった。 しかし、ロボットと言っても言葉は簡単にしか喋る事が出来なかった。 そう、人形の様に。 ある時、金持ちの屋敷に強盗が入り込んだ。 主人の留守を狙ったのだ。 そして金めの物を奪って逃げようとした時だった。 うっかり物音を立ててしまいロボットが反応したのだ。 「金目の物を

    • BL 短編小説 君にケダモノと呼ばれても ① 青春小説

      僕、上原 律は昔からそうだった。 人の前に立つとドキドキしてしまってどうしても次の言葉が言えなくなってしまうんだ。 でもこんなことは今までなかった。 学校1の美少女を見ても、とても可愛いアイドルを見てもこんな感情は抱かなかった。 なのに同性の幼なじみに抱いているこの感情は多分… 「なー律ー放課後遊ぼうぜー」 彼は森川 凛斗僕の幼なじみだ。 「いいよ」 そういいながら僕は彼に見とれてしまう。 でもそれは仕方ないじゃないか。 だって彼は綺麗なんだから。 少し茶色っぽ

      • 【初心でも簡単】俳句を書こう!

        俳句とは、五七五の一七音から成る短い詩です。 そして一七音と言う短さは世界的で最も短いと言われているほどです。 しかし一七音と言う短さで風景などを表現することができ、それがまた魅力のひとつです。 今回はそんな魅力がある俳句が初心者でも簡単に書けるようになるべく分かりやすく書きます! まず、俳句の基本のルールを紹介します。 ①5・7・5にする。 これは基本中の基本です。 これが出来ないと俳句とは言えなくなってしまうので気をつけて下さい。(字余り、字足らずを除く) しか

        • よみの部屋 (1話)

          「これは、マンションで起こった物語。 別に怪奇現象が起こった訳ではないし、殺人事件が起こった訳でもない。 だけど、起こったんだ、起こってしまったんだ。 事の発端は、ある不思議な現象だった。 マンションにお菓子が落ちているようになった。 すると、たまたまここを遊び場にしていた子供がいたんだけどお菓子があるって気が付いた途端にどんどん増えていったんだ。 そして、ついに子供が事故を起こした。 4件も、 そんな簡単に事故は起こらないだろうって? うん、ぼくもそう思う

        • 固定された記事

        短編小説 美しい女

          完璧美少女(自称)アスナのアイドル日記

          みんなーアスナだよー♪ アスナみんなに読んでほしくてワクワクしてたんだ♥︎ ハァ.........んなわけねぇだろーーーーー!! いや普通常識的に考えておかしくない? つーかさーこんなキャラ求めてんなら二次元にいっとけよ 今の現実社会では生憎こんな性格存在しねーわ もっと現実見なよオタクども☆ まぁそりゃあさ私は完璧だからのめり込まれるのも分かるけどさー もっと現実見なよ(2回目) 私は全てにおいて完璧だ。 それは自他共に認める事実。 だって成績優秀、ス

          完璧美少女(自称)アスナのアイドル日記

          完璧美少女(自称)アスナのアイドル日記 1日目

          8月3日 私は、久留米アスナ❤️          好きな食べ物はマカロン❤️ 得意な事は、歌って踊ること❤️ あー疲れたー、やってらんねー            つーかハートマーク使いすぎじゃね? と言うか現実にこんなハート使う奴いる? いるなら今すぐに教えて欲しいわ。 いやーそりゃあさ、こんなに可愛いくて運動も出来てスポーツも出来るという才色完備な私だから中身も可愛いって思われてるから優しい私はみんなの夢を壊さないために演じてるわけだけど流石の私でも常時これだ

          完璧美少女(自称)アスナのアイドル日記 1日目

          九死に一生!我が家のハムスター事件

          朝早く、「ハムちゃん!!!」という叫び声が我が家に響いた。 驚いて家族が集合すると、主人の手の中には、昨日いなくなったはずのハムスターがいた。もともと家のハムスターはよく脱走していたから別に今日に限った話ではないと放っていたのだが、今回のようにトイレで溺れていたのは初めてだった。なんでも、トイレをしようと思い便器を見たらハムスターがいたと言うそんなバカなと言う状況だったと言う。 ビクビクと痙攣する冷たいハムスター、タオルで包んでなんとか体温が回復するよう祈っていたら、なん

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          よみの部屋 (エピローグ)

          終わりのチャイムが鳴った。 ガチャガチャとランドセルを開け閉めする音、椅子はガタガタ、誰かの笑い声。 うるさい 楓はそう思っていた。 別に怒っている訳ではない。        だが、いつもはなんとも思わないその声が今は楓をそう思わせるものとなっていた。 うるさい、そんなことばかり思っていると楓はいつのまにか今は使われていない教室の前まで来ていた。 戻ろう、そう思うけどあの雑音の中に戻る気にはなれなかった。 そして楓は教室の中に足を踏み入れた。 ゾワッ、感じた

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