最近、よく行く常陸国に、また、行くことになった。要は茨城県だ。
八潮を通った。道路が陥没してトラックが突っ込み、まだ、救助出来てない。近隣も下水が流せず、避難生活している人もいる。
インフラの老朽化としか言いようはないだろう。どういう対策が提唱されているかと知りたいなとテレビをつけた。検査しやすいように道路を透明にしようとか言っているコメンテーターも居たりして迷走ぶりに驚いた。姫神様たちは
「古いインフラを、どうして補修して使おうとするんだ!補修という名のもとに税金を莫大に投入して、インフラ利権を独占されるだけなんだ」
と、やけにお怒りだ。どうしたらいいのか聞くと
「まずは自分たちが、どういうインフラで暮らしたいのか、よく考えてみなさい。また、利権に抑え込まれている、新しい技術を見つけなさい。今の暮らし方は当たり前ではありません。もっとコストのかからない、安心、安全なインフラがあるし、作れるのです。その過渡期は大変かもしれませんが、変わるしかないでしょう」
と仰るので、
「ちょっと、スケールが大きすぎる話でついていけません」
というと、大笑いされて
「あなたみたいなポンコツに期待してないから大丈夫。若いリーダーが沢山現れます。古い利権の人達が、今の自分の利権を手放してくれたらいいだけのことです」
と言われてしまった。意外に、この世代交代は難しいのかもしれない。でも、なんか新しい時代に入るのかなあと楽しみでもある。
邪魔するものが減るように、せめてものことと思い、浄化しておいた。
常陸国出雲大社に行った。島根県の出雲神社と諏訪大社を結んだ線を東に伸ばすと常陸国出雲大社に辿り着く。レイライン好きにはキュンとくる所だ。しかし、創建は新しい。しかも本家の出雲大社と喧嘩しちゃって破門されてる。神社だけど霊園を運営している。ソニーという会社のソニー神社を作る作らないで揉めて訴訟までした。なかなかに激しいものがあるようだ。高台にあり景色も良いし、日本一の大きな注連縄など見どころはある。ご眷属の蛇が縁結びを誘うとのことで、それも人気がある。近くに親鸞が居た西念寺もある。
でも、今回はそれではない。大和朝廷に追われてここで集団自刃した一族がある。それを祈りに来た。すごくヒンヤリする場所があり集団自刃した場所がここかなと思ったので、経を上げる。すごくすごくゆっくり昇っていく。もっとちゃんと調べてあげないといけない。
次に、笠間稲荷神社に行った。初詣はすごい人だったそうだ。稲荷神社なのでせっかくだからお稲荷さんを食べようと商店街を廻る。そば、そぼろ、おこわなどいろいろな中身のお稲荷さんが売っていて迷う。1つから買えるので、色んな種類のおいなりさんを買って食べた。
次は大甕神社。金星から来た神様が封じ込められている。鹿島神宮の神様も手を焼いた神様らしい。最後は布の織物の神様が光る神様を包んでしまい力を発揮できなくして、大きな石で閉じ込めたらしい。だから鹿島神宮の本殿の向かい側には、その布の神様が祀ってある。知恵で勝った凄い神様なのだ。ここではその闘った神様たち、どっちも祀られている。しかも朔日だったので、特別のお守りが配布されていた。2500円となかなか強気のお値段だが、夕方には売り切れる。抑え込んである石が入ったお守りだ。残り僅かだったが何とか購入することが出来た。これがあれば、いちいち大甕神社に行かなくても通じやすくなるのでとても助かる。
その次はセットの神社。酒列磯前神社と大洗磯前神社だ。酒列磯前神社は宝くじに当たることで有名な金運神社だ。大洗磯前神社はガールズアンドパンツァーというアニメで有名なところだ。大洗磯前神社は海に大きな鳥居があって、とても迫力がある。この二つの神社は川を挟んで建っている。双子の神社だ。酒列磯前神社の方が山っぽくて大洗磯前神社の方が海っぽい。という雑な感想を持っている。どっちも好きだ。酒列磯前神社はご神体が海の中から顔をだす岩だ。酒列磯前神社から大洗磯前神社に向かって車を走らせると左側にずっと海がみえる。そこに岩が定期的に顔を出す。岩の向きが全部、自分からみて進行方向を向いている。ところが途中で一列だけ逆を向いている岩の列がある。これがご神体だ。逆に列をなす、、、逆、列、磯前神社というのが元々の名前だが、酒の神様を祀っていることもあり、酒列磯前神社になったらしい。
大洗磯前神社の「水」がテーマだったので、探したら、端のほうに「清良神社」というのがあり池を守っていたのでお参りして浄化した。誰も居なかった。大事な神様は静かに佇んでいる。