光回線④(真田君の新人教育と起業の芽)
優秀な真田君は私を追い越してすぐに昇進しました。
真田君からは直接私に昇進して「新人の育成とかしたくない。そんな暇があれば自分の数字を追いかけたい」と聞いていたので「世の中、いろんな考えの人がいるもんだなぁ」と思いました。
結果として入社して半年も待たずに真田君は新人教育を任される事となったのですがまぁどの新人も育ちません。
本人に育成への熱意が無いのは上記の経緯で知ってはいましたがそれにしても新人たちが全然数字を上げることがありません。
気になって私がその新人たちの営業している様子を修正するべきところがたくさんあります。
「真田君、彼はこれとこれとこれが出来てないよ?しっかりと指導してあげた?」と聞いてみると
「あ~、それって彼の特性の部分だと思って何も言ってませんでした。」との事。
結局、新人には一通り教育をしているものの、そもそも才能が無いと早い段階で決めてしまい同じことを何度も指導するのも失礼だと思って何も言わなかった・・・というよりは何も言えなかったと言う事だったらしいです。
「それは真田君が相手を傷つけたくないだけであって、相手の成長を促してないよね」
真田君にできることとできないこと
私にできることとできないこと
これが全然一致しなかったことが起業の大きなきっかけになったのだと思います。
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