東京はこの冬、路面を一切雪に彩られることも無く海外での新ウィルス発生に戦々恐々としており、町のコンビニやドラッグストアからはマスクが消えた。
カフェのショーウィンドウの外には買い物帰りなのだろうか5歳くらいの女の子がお母さんに手を引っ張りながら笑顔で駅から住宅街の方向へ歩いている様子が見られる。
昨年4月に会社を立ち上げてようやく1年存続させることが出来そうだという見通しが出来て今までの11カ月間、生活のすべてをこの会社に注いできた自信がある。今の時代設立一年以内に倒産する中小企業は65%という言葉があるがそれを参考にするとまぁギリギリ合格点の結果なのではないだろうか。
まぁ全力を注ぎすぎたその結果、あれだけ鳴っていたスマートフォンが年末年始に一切鳴らなくなったからやはりプライベートで誰かと仲良く遊ぶ暇などなかったのだろうと思う。
今回noteという媒体を使用して中学生から起業までをまとめたのにはいくつかの理由があった。
第一に私自身が今までの私の人生を整理したかったためだ。
中学生のころ、私が会社を興すなんて決して思ってもいなかったしそもそも東京に住んでいることすら可能性として考えていなかった。
もちろん無意識に流れに乗った結果このような現状に至ったつもりは全くないのだがそれでもやはり今の状況はありえないと思う。
だからこそ今までの私の半生というには短すぎるこの経緯をまとめて今後の人生への道筋を見極めたかったんだと思う。
第二に会社員だったころの私のような働く事へネガティブな意識を持っているサラリーマンの皆さんに起業という選択肢を考えてほしいと思ったことだ。
もちろんサラリーマンという生き方を否定するつもりはない。従業員がいてこその経営者なのだしサラリーマンという働き方のほうが実力を発揮できる人たちがいるという事も知っている。
だからこそその反面、サラリーマンとして実力を発揮できない人たちの中に、経営者としてだったら実力を発揮できる人間が少なからずいるという事も私の経験で実感することが出来た。
そういう、今、働くことに楽しみを見出していないサラリーマンの皆様に起業するという道筋を示すことが出来れば今感じている閉塞感を脱して仕事をすることが出来るのではないかと思い力になりたいと思ったのだ。
実を言うと会社を立ち上げて一年目で既に何度もピンチを迎えてきたのだがそのピンチが発生する前にこの先ピンチが来ることを教えてくれるものがあった。
予算表だ。
会社を設立する前から何度も何度も再計算、抜本的に作り替え、再計算、試算、修正、試算、リスク抽出、リスク回避方法の検討を重ねた結果だと思う。
起業というのはあくまでスタートラインなのだ。
確かに必死になって資本金を集めて、人を集めて、オフィスを借りて。その上で登記までしてしまえばそれはものすごい達成感なんだろうと思う。ゴールだと錯覚してしまうのだろうと思う。
しかし企業の目的とは「存続させること」なのだ。
マラソンでスタートラインに立つまではあくまで準備運動でありスタートしてからゴールまで止まることは出来ないのだ。
だからこそ、起業を考えている方にはこのnoteの記事を参考にしていただきながら会社を設立する前までに適切な準備運動をしていただきたいと思う。
末筆ながらここまで読んでいただいた方々に最大の謝辞をお送りいたします。
一週間で30記事を書きあげましたが現時点で総PV数は1490、スキ108件と皆様のレスポンスがとてもうれしかったです。
今後、noteで何を書いていくのはまだ決めておりませんが何かしら情報を発信することは続けていこうと思います。
30記事でも書き足りないことは山の如くあったので完全版にして有料版で販売してみたいなぁとぼんやり考えたり考えなかったり
もしも気が向けばコメント欄にご感想とか頂けると今後の投稿の励みになります。
それでは改めて、ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
最近見つけたオフィス近くのカフェにて
はたぼう社長