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ああ、弱男さ。弱男で何が悪い!
今話題(?)の弱男。これってジャクダンって読むのかヨワオって読むのかわかりませんが、なんかホント突き刺さる言葉考える人がいますよね。
自分なんかこの言葉見た時「俺やん」って思いましたもん。
弱男の前はKKO(キモくて金のないおっさん)って言われてたらしいです。
つまりは昔はおっさん世代に向けた言葉だったわけですね。
ですが今や弱男はおっさんにだけに向けられた言葉ではなくなって来ている様に感じます。
ただこういう言葉が生まれてしまうとタイトルのように開き直って「弱男」というカテゴリーに逃げたり、開き直ったり出来る様になってしまうんですよね。
松本人志が前に言ってましたがニートなんてちょっとカッコいい言葉があるからニートが増える。うんこマンとかにしたらええって。
これちょっとわかるんですよね。まあニートって言葉がなくてもダルくて働かないとかそういう人は一定数出てくるのでしょうが、そういう言葉があると逃げやすいんですよ。
まあ悪い事ばかりではなくて、俺は弱男になりたくない。ニートになりたくないって頑張れる人もいるでしょう。
でもね。ニートになったり弱男になる人って元々そこまで向上心ないんですよ!
これは自分がそんな感じだったんでわかるんです。
なんか明確にないんですよ。目標とか夢みたいなのとか。さらに言えば自分もあんまりないんです。
なんだろう全体的にふわふわしてるんですよ。生きてるという事さえふわふわしてる。
で、そんなふわふわしてる人が弱男みたいな言葉やカテゴリーを与えられるとどうなるか。
ハマってしまうんですよ。そうか自分は弱男なんだ!って感じです。
ふわふわしてたのが変に固定化してしまうんですよ。
本当にそうかどうかはどうでも良くて、自分を外からカテゴライズするものに弱男は弱いと思うんですよ。
だから金がないとかモテないとかそう意味での弱男って事じゃなくて、外側からのカテゴライズを使わないと自分を確立出来ないのが弱男だと思うんですよ。
強者男性と呼ばれる人って何が強いかって自分がちゃんとあるからだと思うんですよ。
こういう事したいああいう事したいと思ったら自分から行動する。内側からの欲求や欲望に忠実に動ける。
でも弱男はないんですよ。あっても弱い。だから外から色々言ってもらいたい。誰かの提案が欲しい。出来れば決めて欲しいんです。
弱男の弱男たる所は本当はこれだと思うんです。
元々がふわふわしてるから、カテゴライズされるの大好きなんです。カテゴライズされると安心するんですよ。
決めてくれてありがとう、じゃあ俺は弱男でいいやってなる。
思うままに書いてるのでまとまりなく終わりますが、そう思ったという事で。
弱男の話は自分もそちら側だと思っているので色々また書いていきたいなと思っていますが、今回はこんなところで失礼します。