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子どもが自分で気がつくチャンスを奪わないように
今日は、子育てで反省した話。
今日は珍しく長女(小4)が
めっちゃイライラした!!
と荒れて帰ってきて、「おお、どうしたどうした!」と話を聞いていました。
理科の実験でグループで1人ずつ電池を交互に使わないといけないところ
どうやら自分の電池ばかり使われて、ムカついた、という話でした。
「そっかー、それはムカつくねー」
「ずっとニコニコしてたんだけどさー、その子の顔を頭の中で想像してパンチしてたわ」
と言っていたので、つい
「そういう嫌なことされたら、嫌って言って良いんだよ!
嫌って言わないと、きっと嫌ってわかってないから、やっても大丈夫なんだって思われるよ」
と言ってしまったんです。
言った後、あー、やってしまった、と反省。
案の定、長女は、うん、と苦い顔をしてこの話は終わりました。
アドラー心理学やコーチングなどで
相手の答えを先に提示してはいけない、自分で考えさせて困難を乗り越える力を身につけさせる、と習っていたのに
自分の子供や近い相手だと、途端にできない。笑
どうしても、人生経験が長かったり、どうしたら良いか対策がわかると、口出ししたくなってしまうんですよね。
でも、私は、子供でも大人でも、
自分が出した答えしか納得しない、行動しない、ということを知っているので
(宿題しようと思っていたのに、宿題しなさいって言われるとやる気がなくなるとか笑)
頭の中でシュミレーションさせて、自分で考えさせて、解決策を導く。
そうしないと、いつまでも解決する力は身につかないし、何より親が、自分で考える力を奪ってしまってはいけない、と思うんですよね。
だから、一緒に考えた上で、
あなたはそう思うんだね、ママはこう思うよ
とか、
ママだったらこうするな、
という意見は、自分の考えを出した後だと受け入れやすいようで。
以前から話を聞いていると、お友達に自分の意見をあまり言えていないところが見えていた分、
過去の私も同じことをしていたこともあり、
重ねてしまって、つい熱くなり過ぎてしまったことに反省…。
私が大好きで読んでいるEmiさんの著書の中にもこんな名言が
息子の物がリビングのちかくなので、
散らかると気にになりやすい場所ですが
小3の頃から、わたしは言いたくなることがあっても、グッと見守るようにしています。
自分で気がつくチャンスを奪わないようにしたいな、と。
リビングの近くに、Emiさんのお子さんたち、双子ちゃんの勉強スペースを作っていたらしいのですが
息子くんの物がリビングにまで散らばっていても、グッと堪えて、自分で気づくまで何も言わず見守っていたそうです。
最初、この文を読んだ時、目から鱗でした。
子供の間違いや、気になったことは、
注意して気づかせて直させないといけない、
と思っていた私。
自分で気がつくチャンスを何度奪っていただろうか。
もう小4の長女、お友達関係も色々出てくるだろう。
いつまでも親が介入する年齢じゃなくなりました。
必要な時は、一緒に考えたり、アドバイスをしようと思いますが、
ここはこうしたら良いのにー!
と言いたくなるところを、グッと堪え
あまり口出しせず
温かく見守る努力をしようと思います。
(そういう時こそ、この歯痒い気持ちをノートに聞いてもらおうと思います!)