○○しないで~
学校という職場では、学生や児童に「○○しないで」と
頻繁に使っていると思います。
例えば、
「廊下を走らないで」
「話しないで」「おしゃべりしないで」
「遅れないで」
「スマホ見ないで」などなど
☆
禁止されると、やりたくなるのが人間の脳。
というか、「ないで」の言葉が聞こえない。
何度言ってもできない。という現象が起きる。
そこで、
「ないで」を使わずに表現する。
「廊下を歩こう」「静かにしよう」「その話、先生(みんな)にも教えて」
「○時に来て」「スマホ、先生にも見せて」
これにはけっこう効果がある。
前にも書いたかもしれないけど、
以前、引率で学生を連れていくとき、
前日に「明日は、8時半に学校集合です」とだけアナウンス。
「遅れないでください」という言葉を言わなかった。
初級の学生だったけど、全員が集合時間前に集まった。
鳥肌が立つくらいびっくりした。
「○○ないで」使わないほうがいい結果になった。
☆
また、禁止されたことをわざとする行為は、
相手に気づいてほしいという気持ちから来るものもある。
その場合は、こちらが気づいていることを伝えなければならない。
極端な話をすれば、好きな子にわざと意地悪するのと同じ心理。
☆
私は子供がいないけど、
小学生の児童を相手するときは、
今本人が興味持っていることをまずやらせて、
今日やってほしいことを伝える。
たぶん、「そんなことしていないで、これをやって」と言ってしまいがち。これを聞いた子供は、そのあとの言葉は聞こえなくなる。
大人だって、例えば、
自分が楽しみにしていたドラマの最終回
そこへちょうど帰ってきた家族が
「テレビ見ていないで、なんか作って」と言ってきたら、どう?
「うるさい!」「静かにして」「自分で作って」と言ってしまう…💦
☆
町中にある表現でも
「ここにごみを捨てないでください」と札を置くより
「ごみ箱は2メートル先にあります」などとあったらいいと思う。
今は、自粛で、公園で飲み食いして、ゴミを置きっぱなしにする人が
多くなったそうです。ゴミ箱を探すのが面倒なんですね。
状況がひどくなると公園が閉鎖されてしまうのではとおもう。
相手にお願いする表現として「○○しないで」の否定より
肯定する表現を考えよう。
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