ものの見方を知る『さかなはさかな』
人から何かを教えてもらう。
実際に見たことがないと、自分の身近なものから想像を広げる。
違いを知ると自分の価値にも気づく。
ものの見方を知る。
『さかなはさかな』という絵本の中にあった。
オタマジャクシとさかなは仲良し。
オタマジャクシがカエルになり、池の外の世界を見る。
外の世界を見たカエルが、さかなにいろんな生き物がいることを教える。
という話。
「鳥」の話をするカエル。さかなは、魚の形に羽と足がある姿を想像する。
「牝牛」の話をするカエル。さかなは、魚の形に角と足、ミルクの袋を想像する。「人間」の話をするカエル。さかなは、魚の形に手と足、服を着せる。絵本なのでカラフルで見ていてワクワクする。想像力が素晴らしい。
実物を見たことがないから、土台はすべてがさかな。
池の中は、大きさが違ってもさかなはさかなの形。
なんとも面白い。
☆
自分の文化、習慣からかけ離れていても
それを聞くだけではわからないことがある。
新しいことを説明するときは、彼らの知っていることから
想像できるように話すのがいい。
改めて教えるって難しいけど、ワクワクする(*^-^*)