ヒプノセラピスト養成基礎講座⑨聖母マリアの年齢退行療法
ヒプノセラピーがどんなものなのか
よく分かってなかったとき、
「最もクライアントにダイレクトに効くのは年齢退行だ」
と聞いたことがありました。
インナーチャイルドセラピーなどは、
何度か経験したことはあったので、
そんな感じなのかな~と思いましたが
講座を受けてみた印象は、
似てるけど明らかに違う、
です。
💎私達の意識は根底では繋がっている
=集合無意識
💎一は全、全は一
💎あなたは私、私はあなた
ちゃんりえさんの動画や音声で何度も聞いてきて、知ってはいたけど、
理解してたつもりだったけど
はじめて「これか!😳✨」
と腹落ちした。
体感したんです。
私の中で和解の準備が出来てきた課題、自我と
仲間の統合のタイミングが不思議とシンクロするところ。
同時に起こることもあるし、
数珠つなぎで連鎖反応が起こることもある。
それは、講座の「場」で起こることもあれば、
なぜか、家庭や職場で起こることもある。
目の前で、自分の問題を和解させてくれるような出来事を、
家族や同僚たちが繰り広げてくれるのです。
そんな広がりがあるところが、
インナーチャイルドセラピーとは違う
ヒプノ独自の魅力かな、と思います。
年齢退行療法のデモンストレーションを受けた仲間は、
出会ったときから「父との確執が暴かれるのかな😅」と言っていました。
それに対して私(の確執)は「弟かな~😅」
と言っていました。
他の仲間はどうだったんだろう。
母親?
旦那さん?
このときの集合無意識をキャッチしたちゃんりえさんは、
「今回はイレギュラーでお母さんのお腹の中からからスタートします。
なんかわからないけど、そうしなきゃいけない気がするんです」
と言って、デモンストレーションを始めました。
ヒプノセラピーをしているときのちゃんりえさんは、まさに「聖母マリア」です。
海より深い愛と安心感。
ゆったりと、しかし流暢に
心地よく流れる過不足ない言葉。
まるで完成された音楽のようでした。
そんなちゃんりえさんの声で、
お母さんのお腹の中に誘導される彼女は、
最初から涙ボロボロ。
最初はお母さんのお腹の中から、
“確執がある”お父さんと会話をしていきました。
(※ポジションチェンジといって、目の前の人物の潜在意識に入り込めるのも、ヒプノセラピーの醍醐味です)
それが、だんだんと場面を変えるごとにお父さんと会話しながら、
なぜかお母さんに対象が移っていきます。
彼女にとって、お母さんは
父親の叱責から庇ってくれない
何も言わない
(だからあまり印象にも残らず)
私のことを助けてくれない人
でした。
でも、自分が母となり、
親の視点を獲得した彼女が
改めて対話してみたお母さんは、
小さな自分が解釈していた
何も言わず、庇ってくれないお母さんではなく、
想像よりももっと高い視座から、
彼女もお父さんも包み込んでくれた
偉大なお母さんに書き換わっていったのです。
セラピーから目覚めたあと、
「お母さんだった……」
ときつねにつままれたような表情。
彼女の中で大きな変化が生まれた。
そんな瞬間に立ち会えた感動は忘れられません。
ちゃんりえさんの深く愛に溢れた声
心の底から安心できる声に一緒に導かれて、
私の潜在意識も変化が生じていたのかもしれません。
そして、そんな事実に気付いた時に
知らずに「かわいそうな私」 を
演じ続けていた自分に気づき、
みなで笑い飛ばしたのでした😂😂😂
笑い飛ばすこともまた醍醐味なのでした。
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